【妖精凌辱】狂戦士・Amazons


「貴殿の申し出は受けいるっ。
・・・・・だが然しっ。乳房を隠せとは何事かっ!」
「いやぁ・・・そのやっぱり・・・そのなんと言うか・・・乳房は隠してほしいのだ・・・。
目のやり場に困る・・・非常に困るのだ・・・お願いしますです・・・・はいっ」
大樹鬱蒼と茂る魔森の一端のその奥。
鋼鎧を着込む一段こそは狂戦士と名を覇せる妖精族の戦士達。
一度。剣と槍を握れば自身の四肢が傷つこうと、その前に相手の生命を必ず刈り尽くすと言われている。
その狂戦士達に魔森の泥土に足を取られながらも対峙するのはアニス・ケレ。
魔物が巣食う森奥に三日も5日とも掛けて彼女達へ自軍の救援を願いでに来たのである。
「魔森に根を降ろし戦を生き抜く我等、妖精狂戦士族にとって雌の乳こそ生きる証っ!
それを隠せとはどうゆうことだ?なんの不都合がある言うのだ!森外の民よ?根拠を述べろ!」
「確かに物事を頼む側としては礼儀にかけるかもしれない・・・
だが然し・・・・やはり眼のやり場に困るのだ・・・・お願いしますでで」
剣柄に手を掛け憤慨し怒り心頭とばかりに唾を飛ばす妖精狂戦士族の頭目が一歩、数歩と前に出てくる。
「いや・・・だから・・その・・・・けしからん・・・」
「けしからんとは何事だ?貴様っ!我等を馬鹿にしてるのか?何がおかしいと言うのだ?」
魔森の木枝を鎧踵で踏み砕き、ずいっと前に歩み迫る妖精狂戦士族の頭目。
幾戦とは言わずもをそれなりに戦で命を掛けて剣を振るって来たアニス・ケレであるが
眼の前に鬼顔迫る妖精狂戦士族の頭目の姿には困惑を隠せない。
むしろ気恥ずかしくも憚るべきであり視線をあらぬ方向にそらす。
「きっ、貴様っ。眼をそらすな。人と話す時はまっすぐ相手の顔姿を見て話せと
母親様に教えられなかったのか?これだから森外の民は・・・!」
相手と話す時云々はアニス自身も身にしみてる。母親ではないがお婆様に厳しく教えられてもいたし
寧ろ彼自身は礼儀正しく礼儀作法にもう煩い方でもある。
はぁ~と短めに息を吐き出し整えてからアニスは真っ直ぐ頭目の顔を見つめる。
「やれば・・・出来るではないか・・森外の漢よ。それで何故っ乳を隠さなければならないのだ!?」
「説明しろと改めて言われても漢の性と言う・・・欲望のそれとか本能というべきが・・・・」
「雄の性と?本能と?それで腹が膨れるとでも言うのか?わけがわからんぞ」
怒り心頭にアニスに詰め寄る妖精狂戦士族の頭目の顔が近すぎる。
なけなしの路銀をはらってた夜伽の相手よりもその距離を詰めてくる女戦士の筈である。
魔森に漂う魔気混じりであっても女性特有の映り昇る色香が鼻の奥に直接届く。
アニス・ケレを取り巻く事情は思いの他複雑で、何より面倒である。
馬を潰した後は次自分の脚で魔森の中を彷徨ったのが恐らく5日ほどだろう。
魔森を抜けたその先では自軍の石城があるが怨敵・顎鰐族共が攻め立てている。
餌を求めて魔森から出てきたと推測されるが、その餌が自分達だとは思いもしなかった。
ぶっとい腕と頑丈な四肢で石壁をいとも簡単に這い上がり剣を振り上げる兵を頭から齧り
振り回しては投げ飛ばし四肢を引き裂く。飛んで血に堕ちた肉塊に別の顎鰐族が喰らいつく。
戦と言うにはあまりにも悍ましい一方的な凌辱とも言えるが奴等にとっては食事にしか過ぎない。
幸いな事に自分達には道具と知恵がある。打開策をひねり出して何とか耐えているが
そう長くは持たないだろう。
策を弄したその間に怨敵顎鰐族共を稚児の様に扱い縊り殺すとも言われる妖精狂戦士族に
助力を求める運びとなったのだが・・・それも又問題であった。
妖精狂戦士族・・・・。
アニス・ケレも噂だけは何となくと聞いていた。
魔森に生きる魔物や動物はその魔気に侵食され四肢の変化やその精神や本能までも
森の外の物取は大きく違う。あの化け物じみた顎鰐族でさえ元をたどれば川鰐でしかないとも
いわれているが。どうやったらあんな大きな四肢を持ち人種人類を餌として喰らうようになったのか
なんて学者を問い詰めてもわかりませんと首をブンブンと横に振る。
魔森に長く住む種族であればその姿も本能も大きく変わる。
獰猛になれば生きる事に貪欲にもなる。
アニス達を餌と狙う顎鰐族にしても実は魔森の食物連鎖においては其の頂点に君臨しているわけではない。
自身の眼の前に怒顔で迫る妖精狂戦士族こそがそれにもっとも近く有る意味では共存関係でもあるが
大抵の場合、彼女達の方が上位の存在であり彼等に取っては怯えるべき捕食者である。
その力の差は歴然とも言えるらしい。
だが漢と言えば雄であろうアニス・ケレに取ってはそこそこ重大な問題に直面してもいる。
魔森のその奥に営みを紡ぐ多々の種族の中の一つ、その妖精狂戦士族。
彼等と言えば彼女達。
血気盛んに魔森の獲物を狩りまくる妖精狂戦士族。
種族としての特性も信仰する宗教も思想も食生活もその生業も装いも外の世情とは違いすぎる。
恐らくは遥かに思う古の噺の時代に森に入った人種人類の祖先が生きる為に
その姿を変容させていったのだろう。
身体的な特徴はすぐわかる。眼の前でこちらを睨む十数人であろう彼女等。
文字通り彼女等は彼女しかいない。女性と言えば雌となる彼女等に漢や雄と言うものはない。
種族のすべてが雌と言われているし一般的な人種人類の女性よりもスラリと背が高くも
細身に見える靭やかな四肢でもある。細身で柔らかそうに視えるがその腕力は大きすぎる弓を引けば
振り回す剣と投げる槍は怨敵共を悉く惨殺してやまない。
正直に言ってしまえば自分の顔先に迫る頭領の顔立ちは綺麗で尽くしい。
人種には非ずと長く伸びる耳はなれずともそこも又、惹かれもする。
無理に視線を剥がし巡らせれば細身であると聞いていたが靭やかに撓る腕は以外にもむっちりしてる。
戦事や狩りに時間を費やす彼女等の生活であろうにも女性らしさ特有の匂いと色香が漂い伝わってくる。
「たたでさえ・・・立たでさえけしからんのに・・・その上っ」
「だからっ!何がけしからんのだっ。雄の癖に軟弱だぞ!御前はっ」
辛抱たまらずとばかりにドンッっと前に踏み出る頭領の四肢がアニスに迫る。
「近いっ!近いっ!色々と近い・・・やっぱりけしからんのだ」
頭領が前にで多分、アニスは後退し背中に衝撃が走る。背後の大木にでもぶつかったのだろう。
「馬鹿者っ!」
何か背中にぶつかったのは分かる。森で背後を気にしないのは確かに危ないが背中に気がぶつかった程度と
思えば閃光閃き四肢が前に引っ張らえれ視界が奪われたと思えば息ができなくなる。
「うぷっ!・・・ぷぷっ・・・・うぷ・・・・くっ苦しいっ」
背中に奔った衝撃はそこそこであったが次の瞬間に視界が奪われ呼吸が出来なくなる。
結構な外圧で後頭部を押さえつけられ自分の力ではどうにも出来ない。
ジタバタと手を降って藻掻くだけだ。
「森外の推すと言うのは本当に馬鹿なのだな。棘鞭木に背を預けるとは大馬鹿者だぞっ」
「・・・ウププ・・・くるじぃ・・・・離して・・・くだちゃい・・・」
後頭部を抑えつけてるのは妖精狂戦士族の頭目の細腕だ。
後頭部を抑えつけているが同時に刺激を与えられ素早く反応した棘鞭木の鞭枝を瞬時に抜刀した剣で
数本切り下ろしてる。俊敏さでは鞭枝も敵わないのだろう。
アニス・ケレが抱える問題こそがそれである。
初対面の相手輩にアニスはある意味難癖をつけた。つけざる負えなかったが理由もある。
魔森で人生の殆ど過ごす妖精狂戦士達の風習は独特である。
外の世情から来た者には理解出来ない事も多い。
彼女等は耳が長いが風体だけではなく民族衣装も独特でもある。
魔物の皮を鞣し細帯として多重幾重にも編んで着込むが乳房は隠さない。丸出しである。
妖精狂戦士族にとって乳房こそが親から貰った四肢の最も神聖無ものであり
それを隠すなどとは親に対しての非礼ところか一族の禁呪とさえされる信仰の根源でもある。
彼女等にとって乳房こそが信仰の対象でありそれを晒す事に恥じらい等皆無なのである。
森外の雄・・・刃が掛けそこねた剣を腰に携えているところを観れば一応は剣士なのだろう。
随分と弱々しくもヒョロヒョロな輩に見えてしまうのだが・・・。
森外では雄の方が強いとか偉くいとかも聞いているが魔森の中ではありえない。
妙に弱くも視えるその雄が自分でも自慢であり信仰の糧である乳房を隠せと言う。
何やら妙に気まずそうに視線を反らし物言いたげに頭をさげてる。
全く奇妙であったが其の漢に取って自分と仲間達の姿は気まずいらしいのだが
詰め寄っても其の理由を明かさない。苛立ちさに追い立てられ苛立つと勝手に脚が前に出る。
弐歩と散歩と漢に詰め寄れば森外の雄は脚を後ろに動かして退ける。
自分が前に出れば漢が下がる・・・・下がればすぐに棘鞭木が背後にドスンと打つかる
シュッと音が跳ね養分とばかりに雄の背中に棘鞭木の棘枝が突き出し串刺しに刺さる。
刹那と瞬間一閃の弓矢のごとく・・・・。
妖精狂戦士族頭目のシシヌルミルカは漢の後頭部に手を伸ばし胸に抱え込み
ザザッと土沼を跳ね上げ後ろに跳ねる。
同時に空き手で抜刀し餌をよこせと迫る棘鞭木の棘枝をバサリと切り落とす。
「うぷぷ・・・・・死ぬっ・・・・死んじゃう・・・僕ちゃん死んじゃう・・・・でもイイっ」
「大丈夫かっ?痴れ者の癖に僕ちゃんってまるで子供じゃないかっ?何を言ってるんだ?」
咄嗟の判断で漢の後頭部を掴み胸に駆け込んで後ろに飛んだ。
シリヌルミルカにしてみればそれだけである。
「御姉様っ?・・・基、姉様頭領・・・。
その漢・・・窒息してしまいますよ・・・・?
姉様頭領の一際大きな乳肉に顔埋めてるですのよ・・・死にますわよ?」
「あっ・・・。咄嗟だったし加減できなくって・・・」
同胞姉妹の冷静な発言に端っと我に帰り押さえ混んでいた漢の頭をパッと離す。
「ぷはぁ~~。なんてこった・・塩海に堕ちて溺れるところか
まさか魔森の土の上で乳の圧迫で溺死する事になるとは・・・。
石城守る騎士団の木っ端はしくれとしても・・・このアニス・ケレ一生の不覚であった。
否然し・・・至福の刻であった。・・・・・小生・・・この記憶を抱いて死んでもイイっ・・・。
寧ろこのまま殺してくれ・・・・はっ・・・ごめんなさい・・・・失礼しました・・・・絶景だし・・・」
切り落とした棘鞭木の棘枝の汁がついた剣を一振りし汚れを弾く頭目シリヌルミルの下乳を見上げ
情けなくも情緒不安定なれども更に意味不明な言葉を吐き出しアニスが地面にべったり尻餅をついている。


魔森の静寂を切り裂くのは、狂戦士たちの荒い鼻息と、アニス・ケレの困惑しきった溜息。 鉄の規律と血の匂いに彩られたはずの軍事要請の場は、今や「文化の断絶」という名の、ある種もっとも厄介な戦場へと変貌していました。
妖精狂戦士族にとって、その肉体は装飾ではなく「武器」であり「証」。 彼女たちにとって乳房を晒すことは、生命力の誇示であり、魔森という過酷な環境を生き抜く強き「雌」としての正装に他なりません。 対するアニス・ケレ。彼は騎士道や礼節を重んじる「森外」の人間。彼の目には、鍛え上げられた女戦士たちの褐色の肌や、露わになった隆起は、あまりにも毒が強すぎる目の毒でした。
アニス・ケレの苦悶:理性と本能の境界線
アニスは、頭目の至近距離から放たれる圧倒的な「雌」の熱気に、目眩を覚えます。
- 鼻腔を突く香: 汗と泥、そして魔森の香草が混じり合った、生命力そのもののような芳香。
- 視線のジレンマ: 目を逸らせば「無礼」と罵られ、直視すれば「破廉恥」な自分に自己嫌悪。
- 切迫した状況: 故郷の石城では、同胞が顎鰐族に文字通り「捕食」されている。一刻を争うはずなのに、会話は乳房の隠蔽の是非で止まっている。
絶望的な状況:顎鰐族の脅威
アニスの脳裏をよぎるのは、救援を求める石城の惨状です。
| 特徴 | 顎鰐族 (あごわにぞく) | 妖精狂戦士族 |
|---|---|---|
| 性質 | 貪欲な捕食者・知性なき暴力 | 誇り高き狩人・狂気的な武勇 |
| 戦闘スタイル | 四肢を引き裂き、頭から齧り付く | 剣と槍で相手の生命を刈り取る |
| 脅威度 | 石壁を這い上がる絶望 | 魔森の覇者 |
「くそっ……こんな時に、何故私はこれほどまでに……『乳』の扱いに悩まねばならんのだ!」
アニスは心の中で叫びます。 目の前の頭目の瞳は、嘘偽りなく純粋に「なぜ隠す必要があるのか」と問うている。そこには一片の淫らさもなく、ただ圧倒的な「野生の正義」があるのみ。
導き出される「交渉」の行方
アニスは意を決し、震える声を絞り出しました。
「……頭目。貴殿らの文化を否定するつもりはない。だが、我が軍の兵士たちは……貴殿らのその……『生きる証』を直視しては、戦う前に腰を抜かすか、あるいは……士気が乱れすぎて、剣をまともに振るえなくなるのだ! つまり、戦果に支障が出る! これが……これが私の言う『根拠』だっ!」
本能と理性の狭間で、アニス・ケレの命懸けの説得(あるいは弁明)が、魔森の奥深くに響き渡ります。果たしてこの「文化の壁」は、顎鰐族の石壁よりも高くそびえ立つのか――。













