【少女陵辱】未僂璃

言ってみれば地下の洞窟を奔る列車であってもガタゴトと言う音とはかわらない。
昔風に言えばおかっぱ髪、今に直せばショートボブの黒髪であるが
対面の座席に蹲る髪も薄い中年漢が気になってしょうがないのはやはり胸の膨らみである。
今時の風情にしては小柄な部類であろう小柄な体付きの癖に余りにも大き目な乳房であ
素知らぬ振りで視姦しても貼り付いた視線は微動だにしない。
否応なくも耐えず視姦され続ける自分の四肢にいつまでも慣れる事はなくても
未僂璃自身はそんなことより隣の座席で瞼を閉じだらし無く鼾を描いて居眠りする漢の存在に不快を覚えてる。尤も未僂璃は鼾高く寝込む漢に所有されている。
同時に未僂璃自身も漢に強く依存しているのも事実である。
未僂璃自身認めるほどに依存してる漢はお世辞にも格好いいとか清潔感があるとかとは程遠いだろう。
未僂璃の四肢を盗み視姦する反対の座席の中年漢の方が、未だ常識的にも観える。
実際にはあり得なくても百貫のでぶと成れば食べる事に拘りがあるのだろう。
すっきりと剃り上げた頭には当然に毛髪がない代わりに眉毛は左右繋がりそうにも太い。
居眠り決め込んでいるから目つきはわからぬともデカい鷲鼻がそこに目立つも
唇は太く蛭の様に上下にに並べばm、その口で吸われでもしたら息するのもままならない。
意識なくもごもごもと寝言でも漏らせばでっぷりと突き出した腹を丸い指でボリボリと掻きまくる。
[酒の摘みはの美女の艶顔と分厚いカツ丼]と黒い布地に白文字で書き流したTシャツに
色は薄くても黄色の短パンと草履とも成れば尚更に漢のセンスも疑わしい。
鼾を掻いて微睡む漢の容姿はどうであれ未僂璃は彼の所有物である。
言葉通りに受け取ってしまえばそれが正しいのであるが、それに眉を顰める輩の感覚が正しい。
漢と女、夫と妻のそれらの絆と関係であっても対等の立場が大前提である。
そもそもに怪助さん…と未僂璃が呼ぶ漢に対しても、未僂璃自身もその容姿と性格諸々に
心内で深く嫌悪の想いを抱いてる。
責めて人前位はもう少し大人風情の態度を示して欲しいとも思う。
自分のお心と頭が平穏であると成ればそう思えてしまう自分が憎らしくもある。
尤も未僂璃も大学生であれば性に目覚めて肉欲に溺れて彼氏の四肢に跨る事もされど多い。
だが然しである。
地下鉄の揺れに擽られ居眠りを決め込む怪助に所有されてるのは心地良くも
そうしてくれと強くせがんだのも未僂璃自身である。


思い起こせば弍ヶ月と半分位前の小雨降る火曜日の午後。
その日を運命の日とか大袈裟に構えて言うのは恥ずかしくても自分の生活が一変と化したのは正しい。
小雨降る火曜日の…。
三流でなくてもそれなりの短大に通う未僂璃が小雨に肌を濡らし学園通りうぃ早歩きで翔る。
朝の天気予想でははっきりと今日は雨であると断言してるのにも関わらず未僂璃は傘を持ってはいない。
意識にはあってもそこまでひどくは無いと甘く見ていたのである。
(こんな日に大雨なんて…運悪すぎ。駅に着くまでにずぶ濡れ確定じゃん)
黒髪と肌を濡らす細雨が冷たく凍える。
「まったくぅ。ついてないかも…」誰に聞かせる訳で無くても横断歩道の上を歩く。
