斑肌耳長ゴブリンの婚活事情・好いて寄るのは人妻エルフと病堕ち貴族嬢

オレは珍しくもなく小柄な体を乗せても折れない程度の木枝の上で惰眠を貪っている。
僕でもなく私でもなく私奴でもなく儂でもなく。俺でもない。
・・・オレだっ!其処は最初に強く言っておくからな。
オレは俺じゃなくてオレンッジュのオレだ。つまりは一人称を自分の名前で言うからオレなんだ。
だって其の方が可愛いだろ?ボーイッシュな女子が可愛く自分の呼称を僕とか名前で態々呼ぶのと同じだ。
とにかくオレは木の上で買い求めた猪脚の串焼きを歯並びの悪い牙で喰いつまんでる。
歯並びが悪かったり背がエルフや人種と比べて背が低いのはオレが小餓鬼こぶりんだからだ。
え?そうは見えないって?お前意外と固定観念に縛られすぎじゃないか?
小餓鬼族にしては耳が長過ぎる?それに肌が緑じゃなくて白過ぎる斑だって?
偏見だぞ?小餓鬼族だって種類はいっぱい居るし変種だって居るんだ。
そういうお前だって半魚人と人種の間の子かも知れないだろ?
たまたまちょっと美形に生まれついたっただけで偉そうに言うなよ。
・・・ところで・・・

天鼠蛭姫

天鼠蛭姫

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