半分は雄.Ⅳの壱は乙女の戀い宿し蛮から気取って賽子降れば出るのは鬼と也候:参・【人形ノ章】
「昇進おめでとう御座います。My.Master」
「昇進したっていっても。ちょっと上がっただけだ。中尉だぞ。中尉。
位が上がったって刑期が短くはならないんだぞ。悪さしすぎて意味ないんだ。
せいぜい、囲える人形の枠が増えるって言うだけで迷惑なんだ。
御前。痩せたか?ちょっと細く見えるぞ?彼奴がむっちりしすぎなのか?嫌いだけど・・・」
先日、大顎鰐族とやりあった功績は軍にとっては大きかったらしい。
敵軍の新兵器との発見と性能評価。加えて本来の街大橋の点検と巡回。なんとか無事に乗り切ったお陰で
團蔵には全くもって余計な事であっても無理やりに昇進されてしまう。
次いでに所有出来る人形の枠が増えるのもやっぱり迷惑だ。
何しろ頭にのって上官所有の人形まで寝取ってる。そういう趣味は持ってないし意図する所出なかった。
当然に嘘八百付いて誤魔化した。
真実を伏せるのは手間がかる。人形共は主人に忠実過ぎるが嘘を付けないわけではない。
時には欺瞞を働かせる事も可能ではある。
弐ⅱ四は公にも自分の物で有るが弐百ⅱ弐は違う。しかも相当に嫉妬深くも又、團蔵の直属上官が周遊してるのだ。
それを表沙汰には絶対にできない。ばれれば軍籍の剥奪必須。刑咎所に逆戻りで自由がなくなる。
あれこれと策を練り巡らせてなんとか、其の上官をセカンダリMasterに無理に設定する。
強引なやり口で有るがこれでなんとか弐百ⅱ弐の管理所有を誤魔化してやり過ごす。
「遠路遥々秋雨垂れ落ちる中、御苦労様です。籤跋團蔵中尉殿」一寸の感情も好意もない声が雨中に帰ってくる。
「態々。ご苦労様。いらぬ手柄のお陰で増えた枠を埋める為に人形兵を受け取りに来たんだが。お手柔に頼む」
「支給されるべき人形は未だ調整中で御座います故。数日は時間がかかります。ご覧になりますか?」
「そうなのか?嫉妬煩い上官が受け取って来いと言うから脚を運んで観たんだが調整中と成れば
当人もはずかいしいかもしれん。今日の所は遠慮しておこう。宿を取ってくれれば助かる」
團蔵は中尉と言う位と立場をどう受け止めて良いかわからない。軍位表を観て取れば決して高くないと知れるのだが
接する輩の態度はそれよりも高く感じるのは先日の功績然りか、対面する人物が四五禄参と言う事務官人形だからか
良くとは分からない。補足すれば確かに咎人部隊に属して入るから一定の軍位以上に上がらないと言うだけであり
実質的にはその上の位であるし周りにとっても軍武功震わしくも高いと知れているから英雄もどきに見えるのだろう。
「そうでございますか。
確かに調整中の姿を主人と決まらぬ輩に舐め回して視姦されるのは嫌な物で御座いましょう。
では、宿にご案内します。あちらの来る前へどうぞ」エコーが掛かる人形音声ではないのに冷酷に感じるのにも
慣れてしまってるのは自分は人形と相性が悪いのだろうと知ってるからだろう。
人形ノ生産管理局と言う機関に属する四五禄参と言う人形は團蔵が今まであったどれとも違った。
絶好の世間話のタイミングである宿への道筋の軍用車の中でも一切の言葉を発しはせずに真っ直ぐと前を観る。
うっすらと蒼く染められるおかっぱに切り揃えた髪に四角枠の銀縁眼鏡を乗せる小さめな鼻。
ギュッと閉じる唇からは漢と雄を苛立させる言葉しか出てこないだろう。
空目に開けた細い青い瞳でぎりぎりと銀縁眼鏡の奥から睨み、罵詈雑言冷酷無慈悲に罵れば嬲られ趣味の雄など
嬉々爛々と鼻息を鳴らし、床に手を付いて四つん這いに成って其の背に柔らかい尻を乗せ喜びに咽て震えるだろう。
人形特有の冷酷さだけで性を吐き出して果てる輩はごまんといるだろう。團蔵は一切興味がないが。
「人形ノ御國・陸軍咎人特殊人形部隊所属・籤跋團蔵上級中尉殿で御座います。
一等客室を用意して頂きとう御座います。お食事は必ずお部屋へ運んでくださいませ。・・・それから」
軍属の輩が良く止まるほどほどに高いであろうがやっぱりそこそこの宿で世話を焼く四五禄参。
そう入っても最低限であろう。團蔵の為に受付を済ませてくれはする。
「勝手ながら部屋を用意させて頂きました。籤跋團蔵中尉殿。あちらです」
極めても事務的な対応に團蔵は苦く笑う。これだけ冷淡に扱えるのは罪を犯し裁判官に裁かれた時以来だろう
過去のや過ちと自分の選択の結果の戯言を思い出しくくっと口元を歪めて嗤う。
「どうかなさいましたか?籤跋團蔵中尉殿。私の顔に何か付いておりますか?」
「失敬、失敬。可愛いと思ってな。追々昔を思い出してしまってな」
「可愛い?・・・私奴がですか?それはあり得ない事です。誰かに似てるとでも言うのですか?」
「可愛いと思うがな。それに気づかすにいる漢共が入るなら随分と間の抜けた野郎だな。忘れてくれ。戯言だ」
チンッっとチャイムが鳴ってエレベーターの扉が開くと淑女作法とばかりに手を降って先をゆずってやる。
「それではごゆっくり・・・」極々丁寧に粛々と冷静に四五禄参は深く頭を下げると部屋の扉をそっと閉めた。
なんともまぁ癖の有る人形ではあろう。可愛くも思えるが長時間付き合うのは気が滅入る。
もとより團蔵自身は人付き合いが得意ではない。寧ろ苦手でもある。
やっと一人になれたとばかりに落ち着いて軍服を脱いで寝台に腰を落とし微睡みを貪り目を閉じる。
チンッチンッっとチャイムが鳴ってエレベーターの扉が開く。
同じ階に止まったのにチャイムが弐度鳴るのは使ったエレベータが貨物・従業員専用だからだ。
背の高い桃色の制服の清掃係がコロコロと小さな車輪付きの籠を回して進んでいく。
途中幾つもの部屋扉が有るのにも関わらず見向きもせずに進んで歩く。
目当ては当然の如く怠慢怠惰に惰眠貪る團蔵の部屋である。
小さな車輪付きの籠を團蔵の部屋の前まで圧して止めると成っから弾倉を取り出す。
右手の肘から先がばらりと開くと機械手が出てくる。
無造作な動作で手早く弾倉を組み込むと一切に躊躇せず、團蔵の部屋扉を蹴って割る。
「天誅っ!天誅で有る!籤跋團蔵!滅しろ!巨乳好きの変態野郎っ」
部屋に入るなり変形した機械手が轟音すざましくも銃弾が雨と降り注がれる。
「ぬわっ。なんだっ。何だって言うんだ。丸腰だそ。股間ぶらぶらの丸腰だぞっ」
間一髪。危機一髪と据付の椅子で寝そべっていた團蔵はドアが蹴って破られる前に横に飛び
本能的に木造りのテーブルを倒して盾代わりに潜り込む。
「股間ぶらぶらであろうが。全裸であろうが構いやしない。ぶらぶら揺らしてるなら尚更いい気味だ」
悪鬼鬼面のままで襲撃者は射ち尽くした弾倉を機械手から外して予備と切り替える。
「其の手。機回人か?無粋な奴め。股間ぶらぶらの人種を銃で嬲るとは卑怯だぞっ」
容赦無くもBANG.BANGと銃声が初め盾のテーブルが貫通する。当たってないのは運が良いだけである。
「煩いなっ。この巨乳好きの変態が。重さで垂れる乳房が好物な変態野郎奴っ!」
「女と雌の乳は好きだぞ。確かに古物だぞ。適度な大きさから重力に逆らえず垂れる乳房も好物だぞ」
逃げ場がなくなるのを恐れて当たりを見渡すが室内に逃げ場はないだろう。
有ると知れば弐発か三発喰らう覚悟で浴室に飛び込むのが正解か?無事に逃げても八方塞がりか?
「手頃な大きさとはどれくらいだ?」襲撃者が唐突に大声を上げる。
「へっ?手頃な多きは、手頃な大きさだろうが。馬鹿者」何を言い出すかと團蔵は当惑する
「詳しくだ!詳しく述べろ。手頃な大きさとは・・・貧乳も入るのかっ?」
「ひっ。貧乳も嫌いではない。好物ではないが。何処にあるのかと探すのも。
此処にあるわと主張するのも確かにたのしいではないか?うぬん。貧乳も嫌いではないな」
「答えになっておらんぞ。垂れ乳好き変態野郎め。許さん。天誅~~~」
ガチャンと音がして機界手の銃口がテーブルの影の團蔵に向けられる。絶対絶命のその然り。
「そこまでになさい。不届き物め」突然に襲撃者の背後に四五禄参が取り付くとグイグイと首を締め上げては
容赦なくも更に捻りごきゅと音が響けばぐるりと首が回って骨が折れれば絶命に至る。
「情けないで御座いますね・・・。籤跋團蔵中尉殿」出会った時から冷淡冷嗤が團蔵に浴びせられる。
「本当に随分と情け無いで御座いますわね。籤跋團蔵中尉殿」
「しょうが無いだろう?此方は丸腰で股間ぶらぶらだったんだぞ?こんな所で襲われるとは思わなかった。
大体。軍の将校を宿で襲うとか何者なんだよ?そちらの警備だってなってないではないか?」
「正体は分かっております。あの物は人形の容姿基準には届かない胸囲を有して下りましたから」
「人形の容姿基準?そもそもあれは機界人であったではないか?
容姿基準と言うのはなんだ?基準がどうしたって言うんだ。それと俺が襲われるのにどう繋がると言うのだ?」
「襲撃者の所属は秘密結社・貧乳会に属するものでしょう。八つ当たりで御座いますね」
「ひっ。秘密結社?貧乳会だと?なんじゃ其れは?若しかして・・・僕が巨乳好きだから襲ったとでも言うのか?」
「はいっ。そうで御座いましょう。きっと。そうに決まってます。籤跋團蔵中尉殿は只の巨乳好きでは御座いません。
星の引力に負けて垂れる程の垂れ乳が大の好物と言うド変態の爆乳好きで御座います。
あの輩が命を狙って当り前でしょう。ど変態野郎で御座います」
「垂れた乳好きで何が悪いんだよ。個人情報じゃないか?なんでそんな情報が出回っているんだよ」
「先日の武勲と一緒に添付された情報ですよ?皆しってますし、新聞に見出し記事で乗りましたよ?」
「なんでそんな個人情報が新聞の見出しに乗るんだよ。武勲だけで良いだろう。武勲だけで」
取り敢えず命を拾えたのは幸いでもあろう。團蔵の隣の部屋に四五禄参が待機していたのも幸いであった。
銃弾雨霰となった最初の部屋から腰巻き一枚で四五禄参の部屋に移れたのも悪くない。
それでも気分は収まらない。気分がわるいし機嫌も悪くなる。
「大体にして襲撃者とそうじゃないものをどうやって見分ければいいんだ?結構大事だぞ?」
腰巻き一枚で部屋の中をブラブラと歩き回っては落ち着かない様子で四五禄参に聞き返す。
「襲撃者は機界人で有りましょうがその外観だけでは判断が付きにくいでしょう。
人も人形も機界人も外観容姿にそこまでの差異はありません。
それが雌型であればこそ手頃な大きさ以下と言うことでしょう。つまりはトリプルAカップと言う事で御座います」
「トリプルAカップ?自分は漢だから良くわからないが、つまりは貧乳って事か?」
何か閃いたとでも言うように四五禄参の方に体を向けて團蔵は立ち止まる。
「はいっ。極貧乳と言う事で御座いますね。私達の容姿基準は邪魔に成ってもDカップが最低です。
極貧乳は有りえませんですの。籤跋團蔵中尉殿」何処か勝ったとばかりにぐいっと四五禄参は胸を突き出す。
「ふむ・・・。そうか・・・」神妙な顔で顎に手をやりながらも何かを考えてる様に團蔵は唸る。
「四五禄参事務官。貴殿等は管理官なる者に所有されているのか?」思いついた事を確かめようと口にしてみる。
「いいえっ。私達事務官は専属の管理官に従属はいたしません。戦場の人形兵とは違います。
強いて其の様な者が入るとすれば人形ノ生産管理局の上司とでも言うのでしょう。それがどうかなさいましたか?」
声の抑揚には疑問を感じるように少し調子が上がるが冷たそうな顔は一切にも変わりない。
「人形で有りながらも命令を発してくれる管理官を持たず、受け取る義務もない。
人種人類に尽くすと言う大義と喜びを排除し、ひたすらに事務的作業を淡々とこなす。
それが事務官人形と言うならば・・・。性の快楽も味も知らない処女と同じとでも言うのでないか?
・・・・四五禄参。俺の前に膝を突け」
襲撃の後に血が巡り猛った果ての思いつきなのか?出会った時からかずっとねらって居たとでも言うのだろうか。
「籤跋團蔵中尉殿。仰せの通りに・・・」
感情の隆起がないとでも言うのだろうか四五禄参は抵抗もなく一歩弐歩と前に進み團蔵の前に膝を付いて魅せる。
「口を開けろ。四五禄参。大きく口を開けて舌を出せ。経験は無くてもやり方くらいは知っていよう。
俺の一物を舐めてしゃぶれ。手を使うなよ。四五禄参。手を使わずに最後までやるんだ。俺の白濁を飲み干せ」
「承りました。籤跋團蔵中尉殿。仰せの通りに致します」
折った膝の儘、更に團蔵の前ににじり寄るとくいっと顔を上げあんぐりと口を開け紅い舌をぐいっと突き出して魅せる
残った腰巻き一枚を払って前に進み口を開ける四五禄参禄の顔前に猛る一物をぐいと突きしてやる。
それもまた抵抗する事も躊躇する事もなく淡々と突き出された雄の一物の先をべちゃりと四五禄参が舐め始める。
経験はないはずであろう。お固い役所の役人が部下と言えども愛玩具の代わりに一物を舐めさせる等皆無であろう。
漢を雄の悦ばせ方を生まれながらで良く知ってると言うのだろうか。
未だ半勃とでも言うのだろう。それでも初めて舐める雄の一物の亀頭。壱度舐めてしまうと辞められるはずもない。
べちょりべちょりと亀頭を舐めて其の味を味わいながらも上目遣いにずっと團蔵の顔を見つめてる。
自分が一物を命令通りに舐めてる様を見届けて欲しいというように四角枠の銀縁眼鏡の奥から睨む。
「ああっ。これが殿方のおちんちんの味・・・。臭くって堪らない。私の舌の上で熱く膨らんでいるの。美味しい」
れろれろと存分に舐め回すと更に口を大きく開けてじゅるりと亀頭を口の中に呑み込む。
「どうだ。上手いか?初めて味わう俺の一物の味は?上手いだろ。四五禄参」
征服するべき雌の最初の段階を終わらせたとばかりの満足感が團蔵の胸に湧いて滲む。
「ああっ。美味しゅう御座います。籤跋團蔵中尉殿。とても美味しゅう御座いますの。臭くてたまらない。でも素敵」
口中に團蔵の一物を加えれば満足に言葉を発するのは難しいはずだが起用にも四五禄参はそのままでも
言葉を耳に届けてくる。きっと何かのし掛けを有して入るのだろう。
じゅるりと口中に飲み込んだ一物を口を閉じ顎を塞いで圧を掛けて押しつぶす。
「うぅ・・・」思いかげずの刺激に團蔵は唸る。
「痛いですか?籤跋團蔵中尉殿。でもこれくらいの刺激が良いでしょう?たまらないでしょう?」
「くっ。初めての癖に。うますぎる。我慢出来ない。もっと。もっと・・・」
快楽を求めて四五禄参の頭を乱暴に押さえつけじゅると音を絶てて四五禄参の口中に根本まで一物を差し込んでやる。
團蔵は四五禄参の四肢には手を付けなかった。抵抗がなかっと言えば嘘になる。
自分が管理を許可された弐ⅱ四。それと秘密裏に囲う弐百ⅱ弐。どちらとも軍属であり戦争の道具である。
然し戦場を離れ軍任務であっても待機状態であり、相手は人形ノ生産管理局の所有物である。
建前と本音はあろうとも恐らくは局の職員達でさえも表立って人形職員には手を出していないだろう。
規制もされているに違いない。團蔵自身の立場がどうであれ好きに勝手に規則とやらを破るのは危険でもあった。
「籤跋團蔵中尉殿。支給予定の人形の調整に問題が有るようです。
未だが意識覚醒に至っていないとか。したがってもう少し時間を要すると言う事です・・・」
長い睫毛を伏せて閉じ納得したように頷くと四五禄参が廊下を歩む團蔵に告げてくる。
「そうなのか?良い休養に成るだろうが・・・。どれ位かかりそうなんだ?」
「恐らくは弐参ヶ月は掛かるやもと言う事です」こつこつこつと有るく團蔵に後ろから追いついて再度告げる。
少し不機嫌な様に口角を下げて結ぶ四五禄参の唇が自分の一物を啜った、あの感覚を思い出して股間が疼く。
それでも冷静さを失わない四五禄参は昨夜の好意等記憶にないとばかりに鉄面皮を崩さない。
心理的な影響などないのか、それとも最初から興味が無いのか解らぬとしても何とも複雑な思いに團蔵は悩む。
兎に角、受け取るべき品物が届かないと成れば今暫くは安穏とした任務を貪るしかないのだろう。
人形ノ御國の首都から蒸気機関車を奔らせて三日の交易盛んな都会の地。
電動バスと蒸気路面電車が行き交い。湯気朦々と上げる庶民の胃袋を膨らませる屋台と上級階級の民が好むカフェ。
軍人・役人・商人・庶民。それぞれの思惑を秘めて道歩き雑踏黒山が屯する駅前の交差横断歩道。
其の交差横断歩道の道路脇にその漢は立っていた。
深蒼の外套を着込めば軍人と解る。左腕に巻く黄色の腕章は前線で戦い人形を使役する前線兵士とも知れる。
軍人外套を着込む兵士は街中でも珍しくないが、退役軍人か現役兵かは掴めなさい。
恐らくはこの街には初めてきたのだろう。左手に軍専用の携帯機器を目を細めて入るのは視力が悪い性でもある。
一番目が着くのは地面に付いた杖先に右手を添えて体重を掛ける不自然な立ち姿だ。
戦さ場で怪我を負ったのは明白で、他人が思う程以上に其の脚は悪いのだろう。
現役の兵士としては使い物に成らないのかもしれない。
籤跋團蔵は見慣れない街並みのちずを映し出す軍仕様の digital.personal.Communicatorを諦めてポケットに
ゴゾゴゾとしまうと途方に暮れるとばかりに大型対面横断歩道の前で露頭に迷う。
「團蔵っ。籤跋團蔵・・・。こんな所で何してるのよ」驚愕と怒りと怯えが交じる声が轟く。
思わず吠えた声の主自身も当惑の思いを隠せない。
「えっ?あっ・・・。しずゑかっ。灯籠正院しずゑ・・・くそっ」
とんでもない所で人生において一番会いたくない人物。二度と会わないと心に固く誓った女に会ってしまう。
「其の軍服。さては咎人部隊なの?咎人部隊に志願して刑咎所から出たって言うの?」
よっぽど驚愕すべき事実なのだろう。刑咎所に打ち込んだはずの漢が堂々と街中に立っている。
「まぁ~~~。そうだ。あそこの飯は不味すぎて腹をこわすんだよ。三日に壱度」嫌々に團蔵は答える。
「悪知恵だけは昔から働くものね。どうせ女性刑咎官を垂らし込んで楽しんでたんでしょっ」
世界中どこを探してもこんなに嫌いな奴はいないと言うのにズカズカと團蔵の前に近寄って胸をしずゑが小突く
「いやっ。あそこは女いないし。漢だけだし。筋肉達磨の漢だけだし。漢は無理だから。」
「使える穴があれば何でも良い癖に。筋肉達磨でも胸は有るでしょ?固いけど」端正な顔を近づけて唾を飛ばす。
「俺・・・ぼっ僕にだって選ぶ権利は保証されるだろ。固い大胸筋弄って何処が面白いんだよ。
勘弁してくれ。刑期は残っていても軍に就労してるんだ。民事裁判だって和解したろ・・・それじゃぁっ」
此方もよっぽど逃げ出したいんだろう。横断歩道の信号が変わったのをチャンスとばかりに有るき出す。
「こら。待ちなさいよ。待てってば・・・結婚詐欺常習犯の籤跋團蔵っ」
此処であったが百年目、親の仇と仇討の如く。逃げて去る團蔵を灯籠正院しずゑが追いかける。
追いかけて襟首掴んで引き回そうとしたら三歩も歩けば追いついてしまう。
「貴下ねぇ。自分のした事を分かってるの。私の人生めちゃくちゃにして。あれで済むと思ってるの?」
「悪かったとは思ってる。少々と頭に乗ったとも反省してる。否然しっ。代償は払ってる。今この時もだっ」
ぐるりとしずゑの顔を睨むと悲しそうにも歩道の上に杖をゴツンと壱度撃ちつけそっぽを向いて有るき出す
「それがどうしたって言うのよっ。脚を悪くしただけでしょ。杖付きがどうしたって言うのよっ」
五体満足の者はそうでない者の気持ち等絶対に分からない。なぜならその体に不自由は感じないからだ。
言に、僅かなやり取りの間に歩道の信号が紅く点滅している。次の数秒では完全に朱に染まれば
直ぐに車道で待ち焦がれるトラックが唸りを上げて警告を鳴らすだろう。
こつこつこつと杖を付いて歩く團蔵は歩道を渡りきる事は出来ない。
健常な者ならちょっと早く脚を動かし小走りとなれば十分に渡れるはずの歩道もそうでない者には永遠に続く道だろう
「しょっ。しょうが無いわね。今だけよ」
團蔵に人生を狂わせらせ二度とわないと誓ったのに。いざに目の前に現れた團蔵はやけに小さくも脆弱に思えた。
置いてきぼりにされた僅かな距離をさっと小走りに埋めて團蔵の脇腕に手を入れて支えてやる。
同時に左に頭をむけ今にも警笛を鳴らそうと身構える運転手に笑みを浮かべ軽く会釈する。
團蔵は確かに犯罪者であるし世間が許しても自分は一生許せないだろう。今この時に手をかした自分を馬鹿だとも思う
「すまん・・・」自分を騙し弄んだ漢がさみしげにぼそりと言葉を絞り出す。
「送って行くわっ。今日だけよ。・・・・早くこの街から出ていって」
苛立ちながらもしずゑはD.P.Cの画面を叩いて車を手配する。
「相変わらず立派な御身分で。」歩道を渡りきった所で團蔵は声を上げるが嫌み混じりである。
「手を貸し上げたってたって言うのに・・・。裾引っ張って転ばせればよかったわ。減らず口も相変わらずね」
「礼は言ったぞ。それに送ってもらわなくても結構だ。成れぬ街でもなんとかなる」
「ええ。そうでしょうね。そちらこそ良い身分です事。指を鳴らせば美人な人形達が喜んで加えて暮れるでしょ?」
「当たらずも図らずである。これでも少尉だからな。尤も刑期は弐年も減ってないがな」
「弐年もへれば。御の字でしょ?雌型の人形に囲まれれば貴下には天国だわ。咎人の癖に」
確かに軍籍を得てからは咎人である割には待遇は悪くないだろう。左足は不自由であるが喰うにも困ってはいない。
それでも灯籠正院しずゑの世話には成りたくはなかった。
「其れでどうなのよ?最近は・・・」
「どうって言われてもな。装甲車に乗ってたら大顎鰐族に襲われ愛想の悪い上官の人形に脚を砕かれた位で
今は人形の受け取りにきてるんだが上手く言ってないらしい。つまりは待機だが、付き合う事務人形がそっけない。
後はまぁいつもどおりだ」投げかけられた言葉に團蔵は答えるがこの状況には納得してないだろう。
好物のステーキもあまり美味そうには口に運んではいない。
「国産よ?人形ノ御國産の最高級品なのよ。もうちょっと美味しそうに食べたら良いんじゃないの?」
「上手いのは認める。だが然し。なんで御前と高級レストランでステーキを食べなければならんのだっ」
「ぐぅぐぅお腹ならしたのは貴下でしょ?恵んでやってるのよ。かつての夫に!」しずゑは声を荒らげ捨てて吐く
「そりゃどうもですね。さぞかしご満悦だろうな。かつての夫が捕まって刑務所に詰め込まれた挙げ句に
今度は脚を潰され乞食同然に元妻にステーキ奢って貰う姿ってのは、さぞや楽しいだろうよ」
「ええっ。大恋愛の末に絆結んで結婚したら壱年もせずに浮気どころか結婚詐欺。重婚までやってて
おまけに政府家絡みの詐欺まで働く所か議員の奥さんと娘まで手籠にしてた元夫に御飯奢るのは最高だわ。
給仕さん。お代わり。ワインお代わり頂戴な。詐欺師の元夫にもステーキ追加。あと大嫌いなピーマンも」
態とらしくもしずゑは大声で給仕を呼び止め元夫の好物を嫌いな物を勝手に注文してしまう。
何か違う。何かが違う。
壱度、其れに築くと其れは途端に大きく膨らむ。
「今日はおそったじゃないか?何かあったのかい?」
「何もなかったわ。お仕事絡みで接客しなくっちゃいけなかったからよ」
件の事件から数年後。やっと手にいれた幸せの其の中で小さな嘘を付き咥えた婚約者の一物を吐き出して言う。
流れて邪魔な髪を指で漉いて魅せ、一物を扱く手を止めずに軽く微笑みこうされるのが好きだと言うのも
よく知っているからゆっくりと唾を一物に垂らして湿らせ指で亀頭でなぞってから自分の雌壺に一物を納める。
好きで好きで堪らない婚約者の一物を咥え腰を打ち付けながらも一々頭に浮かぶのは元夫の顔なのには
嫌悪感が纏わりつく。さっきの仕草も漢の胸板に手を付いて咥えたまま雌壺押し付け尻を前後に振る
其れさえもあの漢が教えてくれたものだった。掴みそこねた幸せの変わりに雌としての喜びを体に刻んでくれたのは
確かにもあの籤跋團蔵だった。ずっと忘れていた漢との想い出と快楽が身を焦がし始める。
「今日は随分と激しいな?いつよりも激しいぞ」締め付けられる快楽が背筋に奔る。
「だって。だって。貴方の好きなの。ああっ。気持ち良いの。貴方ぁ」
快楽に酔いしれ貪っても何処か何故か満たされない思いげ切なくも漢の胸に指を立て喘いで魅せても
其処の心には下劣に嗤う團蔵の顔が決して消えぬ闇と成る。
「だから何のようなんだよっ。御前だって会いたくないだろ?」
「ええっ。そうよ。私だって会いたくないわっ。例の怪人の件よ」
何処をどうやって駆けつけて来たのか元妻・しずゑが團蔵の宿泊するホテルに姿を表す。
眉毛を上げ眉間にシワを寄せてはぁはぁと奔り込んできた所かなにやら重そうな鞄をドスンと床に置いたのも
気になる。それを観て團蔵も眉間に皺を寄せる。鞄の柄は見覚えないが其の大きさには見覚えがあった。
「怪人?月光の怪人って奴か?」頭の隅の記憶を弄りながら杖を脇に立て掛けソファに腰を下ろす。
「月光々の怪人よっ。変わってないのね。あの頃と世間世情には疎いんだからTVくらい観なさいよ」
「煩いな。ちょっと間違っただけだろ。TVは観なくても新聞は読むんだよ。忘れたのかよ」
「知ってるわ。特にスポーツ面に乗ってる連載エロ小説は切り抜いて取ってたわね。お水頂戴。お水っ」
「つまらん事ばっかり覚えてるな。御前だって押しとか言う男優共のブロマイド財布に入れてる癖に
それで?月光々の怪人がどうした?軍の管轄じゃないから詳しくないぞ」
水が入ってるかどうか知らないが團蔵はくぃと顎で部屋に据付の冷蔵庫を嫌々示す。
「自分の管轄じゃないって投げ捨てるの?市民様々が何人も殺されて入るのよ?
ええっ。確かに憲兵局の仕事だわ。持て余してるのよ。彼等は。お陰で此方にお鉢が回って来たのよ」
霊峰不死の峰々の裾に泣かれる清水であると謳った飲料水を無造作に極々と喉を鳴らして呑み込むと
それも又、もどかしいとばかりに紅いハイヒールの縁に指を入れて隙間を作って放り投げる。
「憲兵の役人がさじを投げたからって軍の管轄には並んだろう?特に僕は待機中の身だ。それにしても」
頭の中で読んだ新聞の内容を反芻して観るが飽く迄も連続殺人が止めどなくも殺人を犯してると言う奴だ。
随分と暴れて入るとは分かってはいてもそれが元妻しずゑの政府政務官の管轄に潜り込む意味も分からない。
「無能なのよ。憲兵ってのは、いくら騒いでも死人でも出なきゃ重い腰挙げないのは知ってるでしょ?
自分だってそれと知って上手く逃げ回った癖に。その間、私がどれだけ嫌な思いをしたかわかってるでしょ」
今、嫌な思いをしてるぞっと團蔵は思うも目の前のしずゑから目が離れてくれない。
椅子に体を沈めた團蔵の肩に手を乗せ四肢を支えもう片方のヒールをしずゑは脱ぎ捨てる。
「なんとかして頂戴。なんとか出来るでしょ?なんとかしなさいよ。私の立場が悪くなるのよっ」
「知るか?軍属は軍属でも咎人部隊の下っ端何だぞ。世間浮世で騒がれてもなんとかなるはずないだろ」
鼻息荒くも声を荒らげても裏腹にするりと目の前に屈むしずゑが上目遣いで睨んでくる。
「信じて結婚したのに浮気されて重婚までされて詐欺まで働かれた元妻の立場が悪く成るのを見過ごして
平気だって言うの?この変態駄目元夫」眉間どころか鼻筋にまで皺を寄せてしずゑは叱咤する。
だが然し。その細い手は團蔵の股間をぐねぐねと撫で回している。
「何やってるだよ?別れたんだぞ。大体婚約者が入るって言ってたぞ?精力自慢の若手政治家の野郎と婚約したって
言ってたぞ?真逆欲求不満か?セックスレスか?最近はやってるからな!」
「婚約者はいるわよ。貴下と別れてやっと掴んだ幸せなのよ。満足してるわ。
セックスレスなんてまったくないわ。毎日互いの体を弄ってるわ。快楽に身を焦がしてるわよ。
それにこれくらいじゃ。勃たないでしょ?生で扱いても感じないくせに」
言い終わる前にしずゑは軍服のベルトをカチャカチャと外してジッパーを下げると下着の奥を弄り團蔵の一物を
掴むと慣れた手付きで亀頭を撫で回す。ぐなりと柔らかい感触が伝わるが萎えているのも確かだ。
「だらし無いわね。こんなに美しい元妻が嫌々ながら汚い一物嬲ってやってるのよ!感謝しないよ
それとも可愛いお人形さんに咥えて貰わないと勃たないのかしら?ちょっと会わない間に小心者になったわね」
「人形は素直だからな。言いつければ従順に言う事を聞くしな。大体御前は性格ブス何だよ。
体の相性は最高だったがな。それも今では」團蔵が最後まで言い切る前に未だ柔らかい一物をじゅるりと呑み込む
あまり気乗りのしない團蔵の股間に顔を埋めじゅるじゅると一物を啜りながらも濃蒼黒のスーツを脱ぎ剥ぎ
純白のシャツのボタンを弾き飛ばし拒む團蔵の手を無理にブラジャーの中に引き込む。
「嬲りなさいよ。嬲って乳房」じゅるじゅると音を立て唇から小さな泡と涎を流して強請る。
詐欺を働き浮気までやってしまい迷惑を掛けた元妻の乳房が熱く火照っている。熱を持つ乳肉に指を喰い込ませれば
ぶるんと弾けてブラジャーから溢れて揺れる。そのブラジャーでさえあの頃も今も團蔵が好きな色だ。
公然と團蔵の顔をみて罵倒してるくせに態々に好みの色の下着を付けて来るのはよっぽどなのだろう。
じゅるじゅるじゅるりと出来るだけ頬を窄めて一物を啜るのも團蔵が無理に教えた技だ。
何年も立つのに覚えてるいると言うのも関心するが昨夜もきっと婚約者に同じ事をしてると知れると嫉妬がも上がる
「俺が仕込んだ技を覚えてるとは関心だが、どうせ他の野郎にもせがまれてやってるだろ?」
「そうよ。貴下に仕込まれた技で他の人の漢棒啜ってるわ。毎日毎日啜ってるの。ああ~美味しい。これが美味しい」
口一杯に團蔵の一物を咥えこんで無理に発する言葉は聞きづらい。それでも涎飛沫が跳ねれば一物は固く猛る。
「悔しいでしょ?昔は私を好きな様に犯して嬲れたのに。顔も知らない漢の棒をジュルジュル啜っているのよ。
ほら、悔しかったら出して観なさいよ。昔見たいに喉に注いで魅せなさいよ。早く。早く頂戴よ」
じゅるじゅると啜る音が吸い上げる強さが増すと目に嫉妬を宿し節ばった團蔵の手がしずゑの頭を抑え込む。
丈夫な作りであろうソファがぎちぎちと軋みジュバジュバとしずゑの口中に一物が打ち込まれる。
口を萎め吸い付こうとするしずゑとそれと構わず突き出す腰のタイミングが上手く合わない。
久しぶりだからなのか。しずゑが他の漢の癖に合わせてしまっているのかしれずもぎこちない動きが続く。
「力を抜けよ。婚約者に染まったのか?俺の味を忘れたのかよ。売女の癖に」
いつもの動きに自然となっていたのか。それが緩やかなものであり激しさを好む團蔵に合わせるのを忘れたか。
一時、鼻で空気を擦って息を整えると言われた通りに四肢の力を抜いて魅せる。
意識はしてなくても何処かで感じてしまう婚約者の影が与えられる快楽の激しさに溶けて消えると
二人の動きが重なり始める。結んだ夫婦の絆と快楽に溺れた四肢は記憶を呼び起こす。
「うぅっ」と短く團蔵が唸ると口の中で一物が震え、芯の奥から熱い白濁が吐き出される。
臍肌にくっつくかと言うほどに根本まで無理に飲み込んだ一物が口と喉でびくびくとのたうつと
どっぷりと粘着く白濁が注がれて来る。しずゑはごくりごくり。又ごくりと喉を鳴らして飲み込んで魅せる。
「げほっ。別れた妻の口を犯して喉に射精するなんて最低の夫だわ。
苦くて濃すぎるのよ。喉に引っかかるわ。この変態。・・・美味しい」
「嫌いなのか?昔は自分で強請ったぞ。呑ませて出してって目潤ませて強請ったぞ
御前は俺の穴なんだよ。御前の穴は俺の為にあるんだよ。さっさと尻だせ。雌穴」
「なんて事言うのよ。私には婚約者がいるの!愛してくれる漢がいるの!
私の雌壺は貴下の穴よ。あの頃と何もかわってないわ。貴下が仕込んだ、只の穴よ。早く犯してっ」
潤んだ瞳で声を上げると中途半端に脱げた衣服をもどかしくも脱いで捨て大きめのソファに乗りかかり
團蔵のまえに大きな尻を突き出して強請る。
「早く入れて。早くってば。私は貴下の穴よ。穴なんだから早く犯しなさいてばっ」
ソファの上で四つん這いになると尻の肉が掴まれぐいっと圧し広げられる。
じちじと濡れる雌壺を團蔵が微笑浮かべながら視姦してるだろう。
「良いから入れなさいってば。この変態野郎」
どうしても我慢できないと手を伸ばし團蔵の一物を掴んで雌壺の入り口に充てが尻を突き出しズルリと呑み込む。
最初の緩やかな腰使いこそは脚を痛める團蔵を気遣ってのものかとおもえばそれもない。
「なによっ。これ。人形が勝手に腰振ってくれるからって手抜きしないでよっ」
「煩いなっ。黙って尻振れよ。雌豚の癖に。御前だってゆるゆるじゃないか。〆ろよ。もっと」
「きゃっ。何するのよ。いきなり。嫌いなの知ってるでしょっ。其れは嫌なのっ」
否応無しにばちんっと大きな手で張られるとびくりと四肢が強張り雌壺が締まる。
「うっ。イイ・・・」
「出したんでしょ?逝ったのね?この早漏っと。昔より早いんじゃなのよ」
尻を張られる快感に身を捩り顔を團蔵に向けてしずゑが文句を垂れる。
「煩いんだよ。脚が痛むのを我慢して入れてやってるんだぞ。御前が動けって。感謝しろよ。馬鹿嫁め」
「元嫁よっ。元よ。もと。別れた元嫁の雌壺突っ込んで楽しむ性悪詐欺師の癖に」
「うぐっ」人生に置いてのその時の自分の決断で有りながらも他人にそうと呼ばれると頭に血が上る。
「あっ、あっ、あっ、あっ・・・。やっと本気に成ったの?気持ち良い。もっと」
バンバンっと一物と尻肉がぶつかる音がや早くなると気持ちよさそうにしずゑが呻く。
「何よっ。もう終わりなの?早くない?はやずぎるわよ。この詐欺師っ。私が上になるわ」
やはりもうそれなりに年なのだろうか?元より團蔵としずゑの間には年の差もある。
「軍に入ったなら体は鍛えるのが基本じゃないの?人形に腰振らせてばかりだからなまるのよ」
壱度ずるりと抜いた一物を手で嬲りながら押し倒した團蔵に跨ると真っ直ぐに顔を観て雌壺に呑み込む。
「ほら。ほら。良いんでしょ?これが良いんでしょ?いつもこうやって貴下の上で尻振ってたのよ」
團蔵の顔横に手を付き四肢を揺らして一物を雌壺に呑み込む。
「んんっ・・・んんっ・・・イイ。感じちゃう」
リズミカルに腰を打ち付ける度に咥える雌壺の襞から雌液が濡れ飛び散ると我慢できずにしずゑが喘ぐ
「縄はないのかよ?持ってきてるんだろ?縄。乳房の根本縛るから」昔躾けた癖が脳裏に浮かんで強請る。
「持って来てるわ。当然でしょ?鞄に入ってるわ。・・・。駄目。抜いちゃ嫌」
咥えこんだ一物を抜いて欲しくないと頭を右左に降って拒むも乳房はやっぱり縛って欲しい。
無理な体制でなんとか手を伸ばし鞄を手繰り寄せ紅い紐縄を指先でやっと掴むと團蔵に投げつける。
「垂れたんじゃないか?少し?それとも俺の変わりに婚約者に縛って貰ってたのかよ?」
「良いから。括って。乳房の根本ぎゅって縛って・・・」ぐるぐると紅い縄が乳房の根本を回ると歪形に前に突き出る
「ああっ。気持ちいい。彼奴は肉達磨なだけ。力自慢に押し倒して勝手に入れて果てるだけ。
嬲りも罵倒もしてくれない。力で押し切る馬鹿な奴よ。解ってるでしょ?私は嬲られるのが好きなの。
貴下に嬲られて足蹴にされるのが好きなの。そうよ。私は貴下の女よ。貴下の雌で貴下の穴よっ」
團蔵は酷い夫で散々に悪事も働く鬼畜な奴だった。それでもしずゑは團蔵に嬲られ犯されるのが好きで有り
ひどい目にあったと言うのにも関わらず。頭で拒んでも体は刻まれた快楽を餓えて欲しがり堕ちていく。
根本をきキツく括られ縛られ見にくくも歪みつきでた乳房に指を杭いこませ、乳輪を擦り乳首を捻り潰す。
「いいの。いいの。逝きそう。逝きたい。逝きたい。ああっ。逝くっ逝くっ逝くっ逝くっ逝くっ逝くっ逝くっ」
一物に押し付ける尻肉が波打ちバンバンとぶつかる度にしずゑは四肢を弓反りにしならせ快楽を貪る。
「逝くっ逝くっ逝くっ。出してっ。出して。汚して。射精して。頂戴っ頂戴っ逝くっ逝くっ逝くっ逝くっ逝くぅ」
絶頂の高見に登り突き上げ吐き出させる白濁を子宮で受け止めながらしずゑが喘いで逝き果てる。
互いに絆を結んだ夫婦と云うのは時間を得ても良く互いを知っているのだろう。
相手のしたい事としてほしい事を良く知っているのだろう。何度も体を重ね交尾をくりかえした後にも成れば尚更に。
「美味しい。やっぱり。貴下のが良い。別れようかしら?彼奴とは・・・」
乳房の根本だけではなく亀甲模様に四肢に結び括ったしずゑが團蔵の股間に顔を埋めながらぼやく。
「おいおい。婚約者が居るくせにいきなり部屋まで押し入って元の旦那を性交するのは浮気じゃないのか?」
「今更、何言ってるのよ。浮気と言えば浮気だわね。複雑だけど。どうでも良いじゃない。そんな事。
そもそも離婚なんかしてないしっ。今でも私は貴下の妻だし貴下の穴よっ」
「ぶはっ!何だって?」久しぶりに本気で腰を使ったし喉を癒そうと水ボトルを口に運べばしずゑが爆弾を投下する」
「いつ離婚したって言うの?私達。最初から離婚届なんて出してないわよ。私の夫だもの」
「はっ。待て待て。俺は離婚届けに署名したぞっ?・・・出してないのか?離婚届。
それで婚約者の一物咥えるって浮気じゃないか?この浮気者。売女めっ」当惑と困惑に自分の立場を完全に忘れる團蔵
「浮気。浮気って煩いわね。貴下だってもっと酷い事したでしょ?
いいわ。今別れてやるから。ちょっと待ちなさいよ」状況が呑み込めず呆然と惚ける團蔵の一物を咥えシャブリながら
D.P.Cの画面を成れた手付きでポンポンと叩き婚約者に別離絶縁のメールを送るとこれで終わったばかりに投げ捨て
上目使いで意地悪に嘲い團蔵の一物をじゃぶじゃぶとしゃぶって嬲る。
