【構想無くして、小説も賭ける筈も無く】:壱・Obesity and hyperglycemia
禄畳一間に雑多に物が詰め込まてる。其の大半が食べ物を買い込んだ時のビニールや容器。飲料水の缶の空き缶の類。つまりはゴミで...
禄畳一間に雑多に物が詰め込まてる。其の大半が食べ物を買い込んだ時のビニールや容器。飲料水の缶の空き缶の類。つまりはゴミで...
参四十禄は自分の境遇を悪くないものだと感じていたし信じてもいた。事実そうだろう。気立ても良く優しい管理官に恵まれ扱いも極...
【月光々】 漢言の國に記される辞書によれば煌々大地に降り注ぐ月の輝光と帰されて入る。 年を重ねる事に四年に壱度、漢言の國...
「昇進おめでとう御座います。My.Master」「昇進したっていっても。ちょっと上がっただけだ。中尉だぞ。中尉。位が上が...
「下がれっ。前に出すぎたっ」
声を上げ警告を飛ばした途端に前で槍銃を構え狙っていた戦人形兵の頭が上半身と一緒に吹き飛ぶ。
「くっ。下がれと言ったのに・・・」戦人形で有るから変えは効く。それでも弐ⅱ四にとっては同類だ。
他の人形兵とは違い少し厚ぼったい造形の唇から息を吐き捨て横へ飛ぶ。
避けた場所のその位置で当然の如くに爆発が起きる。
戦闘戦略人形兵・弐ⅱ四。非常に高性能の人形兵であるにも関わらず、当人はいつも苛立っていた。
銃砲の中を掛け回り敵兵・大顎鰐おおあごわに人の開けた口に槍銃を突っ込って止めを刺す時であっても。
駐屯地で仲間と一緒に談笑してるその時も有るいは、休息カプセルの冷たい寝液に身を沈める時も
戦闘戦略人形兵・弐ⅱ四は苛立っていた。
煮えたぎる焔岩に杓で参杯熱湯をかけて注いで額汗拭う其の國・・・。世界に五つとも七つとも言われる大陸の貿商いと旅路の中間を...
豚汁鳳嘸・・・。何かの間違いで有るべき漢の名前。それは役所の誕生証明書にきちんと記載された名前で有る。白い紙に鉛筆で書け...
「なんとまぁ~~~。
これだけきちんと整理整頓されているとは驚いた」
本部に籠もる捜査員から連絡を受けたのはやや遅い昼食に拉麺を食べている時だった
特に好きと言うわけでもないが手早く食べられる上に腹に貯まるのが良い。
「問題の遺骸は何処に或るんだ?」
そろそろ叔父さんと呼ばれるよりも老兵とでも呼ばれそうな年代に脚を踏み入れる
倭之御國帝国警咎隊・殺人課。百道三太夫刑事は鼻の頭を指で掻きながら聞く。
「此方です。百道刑事。その・・・。観ないほうが良いかと」
「あっそ。じゃ、観ない。説明だけきくよ」
「げほげほっ・・・。云々。良いじゃない?これくらいなら私いなくても回せるでしょ?」「確かにそうですけど。大丈夫です?無理...
大熊のような巨躯を誇る悪党マルカヌ。
以外にも其の朝は早い。寝蔵としてる娼館の寝台から大きな尻の娼婦を押しのけ
起き上がるとまずは顔を撫でて擦り大きく欠伸を一つ吐き出す
それから全裸のままで姿写鏡の前に立ち背伸びをしてから軽く上半身を捻り屈伸も
こなす。朝の運動と言うには程遠いがまぁこれくらいがちょうど良い。
昨日はさんざんな目にあったと口には漏らさす愚痴を捏ねる。
何しろ相方の瓢箪顔の馬鹿が選んだ獲物は豪胆過ぎる奴だった。
異国帰りの言葉を話し、細腕の癖に妙な軽業を使い瓢箪顔の手指を折って魅せた所か
喧嘩自慢の自分でさえも相手にならぬとばかりに股間を蹴り上げられる。
腰骨が砕けたとばかりに苦しんだ物のなんとか痛みを堪えて魅せた。
それでも二度と会いたくないとも心底に願う。
小餓鬼族の洞窟。
外界の世界に出てからあの洞窟をそう呼んでる。
外に出てからいつく事に驚く。
突然に洞窟の中で目覚めて更に小餓鬼族とも言える化物と遭遇したのだから
思いつく限りは其処は異世界だと信じこんでいたが・・・。
どちらかと言えば國違い。外国へにでも来てしまったと言う方が正しいだろう。
其の方がしっくり来るかもしれない。