半分は雄.Ⅳの壱は乙女の戀い宿し蛮から気取って賽子降れば出るのは鬼と也候:弐・【人形ノ章】

「下がれっ。前に出すぎたっ」
声を上げ警告を飛ばした途端に前で槍銃を構え狙っていた戦人形兵の頭が上半身と一緒に吹き飛ぶ。
「くっ。下がれと言ったのに・・・」戦人形で有るから変えは効く。それでも弐ⅱ四にとっては同類だ。
他の人形兵とは違い少し厚ぼったい造形の唇から息を吐き捨て横へ飛ぶ。
避けた場所のその位置で当然の如くに爆発が起きる。
戦闘戦略人形兵・弐ⅱ四。非常に高性能の人形兵であるにも関わらず、当人はいつも苛立っていた。
銃砲の中を掛け回り敵兵・大顎鰐おおあごわに人の開けた口に槍銃を突っ込って止めを刺す時であっても。
駐屯地で仲間と一緒に談笑してるその時も有るいは、休息カプセルの冷たい寝液に身を沈める時も
戦闘戦略人形兵・弐ⅱ四は苛立っていた。

刻に聞けば参拾年近く、それとももっと互い間にずっと、足場泥濘む大顎鰐人の陣地と其の城を責めているのに
いっこうに前に進める所か鐵砲城を堕とす事には至っていない。
日々、極熱波に晒される土地から駝鳥馬の列を作って半月程北方に広がる土地が戦さ場だ。
最初に沼地をでて国境の区切り線を超えて来たのは大顎鰐人である。
他国から見れば奇妙な風習が根付く白陶器の肌を持つ人形と人種人類の民がともに暮らす人形ノ御國。
大顎鰐人の輩は剛腕に物言わせ人形ノ御國に戦を仕掛け侵攻しその国土の三分の一を占領する。
其の地にこれみよがしにと城を築きそれを鐵砲城と名付ける。所謂。大仕掛けの施された城である。
侵攻の脚を壱度止め、鐵砲城を築くのに時間が掛かれば人形ノ御國の國も体制を整える。
元々、人形ノ御國は商業、農業よりも工業技術躍進が著しい土地柄でも有り疾い時代から
錬金術と歯車を組み合わせた自動人形の生産が盛んであった。
最初こそ人の動きを模した人形であったが極みを求める錬金術師と技術者達は切磋琢磨を繰り返し
やがてそれは人造人形とへ昇華させる。外見のそれはもはや人のそれとは区別も付かずその性能は人をも凌駕する。
されど人形であればこそ、人に仕え人に愛され時に虐げられる玩具でも有る。
戦であれば当然に彼等人造人形が兵士と成って戦を担う。
鐵砲城が完成の運びとなり最初の砲撃を打つ其の頃。
人形ノ御國は兵の数を何倍もへと膨らませた。統計が全てではないだろうが効く所によれば母腹から産まれる子の
其の数より工房で生産される人造人形の数のほうが多いかも知れぬと噂される程に昨今は噂される。
それでも戦が長引けは数も減り。その度に人造人形が生産される。それでも未だ勝敗はつかない。
数で押し切れぬ訳もある。確かに大顎鰐族は強くもあるし抱え持つ鐵砲城の堅牢さはもとよりも
人造人形と操る操者の関係に考慮すべき問題に根強い差別と複雑な関係が絡むからである。


「一参七はどうなった?無事に戻ってきたのか?それなら良い。怪我がひどければ休ませろ
次の偵察には私も出る。部隊の班長に言っておけ・・・。それから・・・・」
戦術士官級の階級を有する弐ⅱ四は陣地に戻ると一息も付かずに声を張って指示を飛ばす。
上の立場であればこそ、自分の事より仲間への配慮と軍に対しての忠誠が大事でもある。
その瞳の隅に有る光景が映る。
敵陣から帰って来たばかりの人形兵に急ぎ足で駆け寄る女性が一人。
背が高くも其の右腕を砲撃で失いよろよろと歩くのも辿々しい人形兵。
彼に掛けより心配そうにその顔を覗き込んで労るのは操者であろう。観るからに優しげに声を掛けている。
(羨ましい・・・)満足に口を開けずに吐き捨てたのは本音である。
戦で腕を失ってもMasterと呼べる操者が側でいたわってくれれば本望だろう。
人形兵と装者。puppet soldierとMaster。言葉通りであるがこの関係が人形にとっては全てである。
戦術士官級の弐ⅱ四であってもそれは変わりない。だからこそ弐ⅱ四は苛立ちをいつも覚える。
弐ⅱ四自身とその装者の相性は最悪だった。世に伝え聞く奴隸主と主従奴隸でもこれほど相性が悪くないだろう。
(あのへそ曲がり奴がっ)羨ましくとも、自分には関係ないと諦めて小首を振る。
どんなに頑張っても自分のMasterは優しくは扱ってくれないだろう。
ときおり見せる微笑のそれさえも罠でありすぐに下劣に弐ⅱ四を嘲笑い中傷するに決まってるのだ。

國の軍政府から弐ⅱ四と言う個体人形兵を預かる。その身の漢。
籤跋團蔵。羊皮紙の上に黒檀棒で書け[くじばつ・まるぞう]。
籤箱から引抜いたそれが外れなのか当たってるのか良く分からない名前である。
まぁ彼の人生の記録を役所に問い合わせてみればわかるだろう。思わず目をそむけて当たり前でもある。
人形ノ御國の首都高校を入学したまでは極々普通であったが、そこで覚えた学生博打でボロ負けし
奨学金まで使い込むと厳罰退学になる前に学院から逃走し、裏稼業に手をそめ覚えたのが結婚詐欺。
大した美貌でもないくせに言葉巧みに年上の未亡人を誑し込み散々貢がせた後に訴えられて刑咎所に詰め込まれる。
四年五年と刑に服しても六年目には刑務管を半殺しにして脱獄すれば経歴問わずと軍籍に紛れ込む。
この時、初めて人形兵と接する事になるのだが、其の扱いは酷いものだった。
殴る蹴る足蹴にするのは当たり前。犯しいたぶり嬲って犯す。戦果を挙げさるよりも奴隸の如きに嬲って壊す。
戦果も挙げられない人形を司る操者などいらぬ帰れと不名誉除隊を押し付けられ浮世に戻れば又悪事詐欺に手を染める
今度は政府役所から金銭をかすめて絞る悪行三昧に明け暮ればれぬばれぬと四年の間に一財産作って魅せるが
年上女の味は忘れられず政治家の奥方と密会を重ねた後に見事孕ませてしまえば正体ばれて又刑咎所へ放りこまれる。
今度ばかりは厳格に見張られ逃げ出せるはずもなく。それでも頭だけは切れるのか。咎人軍兵部隊に潜り込む。
それから弐年と三ぶんの弐。お気に入りの人形兵・弐ⅱ四の四肢を今日も嬲る。


「どうだ?未だ我慢できそうか?牝人形っ」下卑が言葉が個人天幕の内側に響く。↓

「はい。もう少し我慢できます。My.Master」軽くエコーが響く人形声で返事を返す。
もう少しであれば確かに我慢で出来そうである。もう少しで有るならば。
「ちっ。つまらんぞ。牝人形!・・・。ふむ。この料理は美味そうだな。
極北の郷土料理ポルシチの調理方法とお前が置かれてる状況を口頭で説明しろ」
狭い個人天幕の釣り綱寝台に寝そべり興味なんかない癖に外国雑誌の捲りながらぶっきら棒に下知を下す。
「Yes.My.Master.
極北の郷土料理ポルシチは野菜や肉、塩漬けのキャベツを煮込んだスープです。
以下に、ポルシチの基本的な作り方をご紹介します。
【材料】 ・玉ねぎ(中サイズ):1個 ・にんじん:2本 ・じゃがいも:2〜3個 ・キャベツ:半玉 ・トマト:1個 ・牛肉(もしくは豚肉):300g ・赤ワインビネガー:大さじ2 ・砂糖:小さじ1 ・塩:適量 ・
こしょう:適量 ・水:1.5リットル ・サワークリーム(お好みで):適量です。

【作り方】

  1. 玉ねぎ、にんじん、じゃがいもは一口サイズに切る。キャベツは千切りにする。
    トマトは皮をむいて小さく切る。
  2. 牛肉を一口大に切って塩・こしょうで下味をつける。
  3. 鍋に水を1.5リットル入れて沸騰させ、牛肉を入れて弱火で20〜30分ほど煮る。
  4. 煮込んだ牛肉を取り出しておく。
  5. 鍋に玉ねぎとにんじんを入れ、中火で5分ほど炒める。
  6. じゃがいも、キャベツ、トマトを加えて炒め合わせる。
  7. 牛肉、赤ワインビネガー、砂糖を加え、ひと煮立ちさせる。
  8. 弱火にして20〜30分ほど煮込む。
  9. 塩・こしょうで味を調える。
  10. サワークリームを添えて、完成。

ポルシチは、野菜をたっぷりと使っているので、栄養価が高く健康的なスープです。お好みでソーセージや豆腐なども加えてアレンジしてお楽しみください。
・・・又、私の現状については。My.Masterから命令を頂き全ての武装服を排除し
首・手・脚にそれぞれ枷を嵌め。特に手腕は背面で回し磁石枷により固定されております。
尚且つその状態で四肢を開き上半身を床と平行になるように腰を降り、所謂、脚を開きながら
お辞儀の姿勢を維持しております。又、重力に逆らえず垂れて突き出した乳房の先端には
鋏留具が括られ伸びる鎖の先には2キログラムの鐵錘が括られております。
このままでは乳首が伸びてしまうかも知れません・・・」
弐ⅱ四は屈辱に塗れ壱度、言葉を呑んでから先を続ける。
「失礼しました。My.Master。あまりに乳房が引っ張られるので付い意識が・・・。
続けます・・・。私の現状は下半身の外装等が外され性器がむき出しに成っております。
其処に追加装備が咥えられ専用の機器が挿入されてます。本来の排尿と相違する形に変更されて
おりまして排尿水はチューブを通り太腿にくくり付けた透明外装の袋に蓄積されます。
排尿袋の限度までおよそ弐回の少量排出となります・・・・。」

「変態牝人形だな。俺が天幕に入ってくる前から無様に乳錘を自分で嵌めてるところか
排尿袋を付けて愛しの主人を焦がれて待ってるとは変態極まりないなっ」
「はい。My.Master・・・・。
私奴はMasterが天幕に入ってくる前に自分で2キロの乳錘を乳首に括り付け
ぶらぶらと揺らしながら外から見える排尿袋に排尿を貯めて喜ぶ変態牝人形で御座います」
Masterの言葉を装飾して返すのは悦ばせるためだ。人形達はそう言う風に作られてもいるが
個体の性能の高さなのか経験値の多さなのだろうか弐ⅱ四は自分の心中に関わらずその傾向が強い。
「ふっ。下らない。只の牝豚人形の癖に・・・」元から興味がない雑誌をパタリと閉じる。
「ああっ」自分の意志とは全く関係なくちょろちょと排尿が流れチューブを通り排尿袋に収まる。
「もうちょっとで満タンになるんじゃないか?時間が掛かるのは面倒だぞ。
排尿の量と速度を上げろ。2倍。いや、参倍だ」意地悪で悪趣味な下知が飛んでくる。
「Yes.My.Master.
排尿量と速度を標準から参倍にします・・・。ああ・・・漏れる・・・おしっこ漏れる」
命令の言葉を復唱し終わる前に体が反応し排尿量と速度が3倍になる。
チョリチョリと自分が排尿する間隔がむず痒く性機を刺激し羞恥感が湧き上がる。
「ああ・・・・」思わず声が漏れたのは予想よりも早くも排出量が多く尿が袋に貯りきったからだ。
それにすぐ袋は弐ⅱ四の性機が排出した尿でパンパンに膨れチューブを逆に上って黄色く染まる。
「はぁはぁ・・・Master。限界で御座います。
尿で・・・。尿で袋が一杯で御座います。チューブにも尿が一杯に逆流してます。
こっ、このままでは漏らしてしまいます。袋ところか、おしっこを漏らしてしまいます。
Master。愛しのMy.Master。どうか袋の交換を。排尿袋の交換を許可して下さい。御願いです」
「駄目だ。袋の交換は許さない」
「えっ。それは・・・それは。私奴漏らせと?此処でおしっこを漏らせと言うのですか?」
「そうだ。変態牝人形の癖に。逆らうな」
「ご無体な。それはあまりにご無体で御座います。じっ、慈悲を恵んで下さい。My.Master」
頑として首を立てには振らないMasterになんとか媚を売とうと頭を巡らす。
的を得た策が有るとは思えなかったが拘束はされていても動くなとは命じられてないない。
星の引く力に耐えきれず突き出し垂れた乳房の先に錘をぶら下げるもグイっと脚を前に出し
釣り寝台の布に半分腰掛けるMasterの股間に顔を擦り付ける。
「舐めます。舐めますから。愛しのMy.Masterのぶっとい一物。
舐めて含んでしゃぶりつくし。熱い白濁。お呑みしますから。少しの慈悲を恵んで下さい」
Masterの股間に顔を埋め、モゴモゴと言葉を吐き出すと口をつかってズボンのチャックを咥え下ろす
幾ら人形で性能がよくてもこの体制で事を成すのは難しい。なんとかチャックを下げると
口で下着の縁を噛んで掴み頭を引いて一物を晒し出す。女だてら牝だてらと恥ずかしがっても
しょうが無い。自分の下半身は刻々と羞恥の排尿を垂れ流すだけである。止める術はない。
股間の間に垣間見えた一物をすぐに弐ⅱ四は舐めてしゃぶる。
「うぅ。」未だ柔らかくも熱いMasterの一物をくちゃくちゃと強く咀嚼しては
頭を振ってしゃぶり愛撫する。ぐちゃぐちゃと涎と泡を垂らしては啜りジュルジュルと吸い上げる。
弐ⅱ四の口中は主人の一物を尤も刺激するのに最適な形に既に成っておる。
弐ⅱ四はその味と形を覚えたからである。一心不乱に頭を振り乱しじゅぼじゅぼと音を立てて嬲る。
それでも生理機能は容赦など有る恥ずもなく。じょろりと排尿が漏れてします。
「んっ。んっ。んっ。んん・・・おいしぴい」いつの間にかじゅるじゅると吸い上げ快楽を
貪るも時間はない。ぐっと下半身に力を入れて耐えようにも頭を揺らし体が揺れれば
乳房に括られ伸びる鎖錘が揺れ乳首がぎちきちと痛み快楽が襲う。
羞恥と快楽の中で頬そ窄めると横目に流れて天幕の隅に紅い光がポツポツと点滅もしてる。

(ああ・・・。My.Master。録画してる・・・配信してる・・・私の姿を・・・)
あろうことか弐ⅱ四のMy.Masterは変態とも断言出来る行為を配信していた。
個人的な配信か世界的にオープンにしてるかは分からない。流石に軍の所有で物である人形との
情事を録画や配信するのは危険が高いはずである。目隠しやぼかしが入っていればと願うが
自分のMasterがそんなに優しくも甘いはずもない。自分の顔を隠してもジュルジュルと
口を窄めて一物を啜る弐ⅱ四の顔姿を自慢げにさらしても秘す事はないだろう。
「Master。もう限界です。漏らしちゃいます。漏れちゃいます。おしっこ漏れちゃいます。
我慢できません。おしっこ。おしっこ。漏らします。私奴。おしっこもらしますぅ」
Masterの一物を口中に舐めてしゃぶりって咀嚼し啜りながらも乳房に錘の揺れに任せて
揺らしながらも紅く点滅するカメラの前で我慢できずに排尿する。
じょろりじょろじょろ。しゃ~~~しゃ~~~じょろぢょろぢょろっろ・・・・
しゃぁしゃ~~~と勢いよく迸る尿水に袋を繋ぐチューブが弾け飛び
一層激しくしゃぁしゃ~~~床に湯気と音を立てて尿水が跳ねる。
我慢していた分がけ開放感が解き放たれ心晴れると共に人前で排尿してしまったと
羞恥心が心に満々と広がる。
「んっ。んっ。んん・・・んんんっ。」
たらりたらりと太腿に尿水の筋痕を描きながらも弐ⅱ四の四肢は動きを止めない。
「んっ。んっ。んん・・・んんんっ。んっ。んん・・・ああっ。Master.」
いつの間にかそれは奉仕に変わり互いに声がまじり高ぶり
白濁がごぼりごぼりと喉と腹に注がれる呑み込み果てるまで
弐ⅱ四はぢょろりぢょろりとずっと床砂の上に排尿し続けていた。


「ふぁ~~~。昨日は久々によく眠れたな。運動不足には牝人形に絞らせるのが一番だな。云々」
変な理屈で自分勝手に籤跋團蔵は納得する。
「お早う御座います。愛しのMy.Master。フランジル産のコーヒー。砂糖七つにミルク20ミリです。
仰せの通り一切かき回してはおりません。ぼたぼたとぶち込んだだけで御座います」
軽くエコーが被る声で弐ⅱ四が個人天幕に入ってくる。
「ふんっ。牝人形めっ。今日の天気と戦況はどんな感じだ。俺には関係ないが・・・」
「Yes.My.Master.
竜巻は、強い風が地上から空気を引き上げることで形成されます。この風は、異なる速度や方向を持つ複数の風が重なり合い、回転を生み出すことで発生します。一般に、竜巻は暖かく湿った空気が上昇する上昇気流と、冷たく乾燥した空気が下降する下降気流の間で形成されます。竜巻は、最初は小さな渦から始まり、しだいに大きくなっていきます。地面に近づくにつれて、風の速度はますます速くなり、最終的には非常に強い竜巻になります。竜巻はしばしば、雷雨が発生する前後の荒天や、前線や低気圧の接近時に形成されます。竜巻の強さは、風速の強さによって決まります。竜巻の風速は、エンハンスド・フジタ・スケール(EFスケール)と呼ばれる尺度で測定されます。EFスケールには、0から5までの6つのカテゴリーがあり、0が最も弱く、5が最も強い竜巻を示します。竜巻は非常に危険な天候現象であり、建物を破壊し、木や電柱を折り、車両を投げ飛ばすことがあります。竜巻が発生した場合は、避難するか、地下室や地下室のような安全な場所に避難することが重要です。また、竜巻が接近する前に、ラジオやテレビ、インターネットなどで情報を収集し、竜巻警報システムが発動している場合は、速やかに適切な行動をとるようにしましょう。
・・・・あれ?失礼しました。昨日の調教の刺激が強すぎて未だ心の整理が付いておらず困惑しております。
天気はお空を観て下さい。戦況はいつも通りです。責めても責めても責めきれません。被害だけが増えていきます」
淡々と答えを導き告げる弐ⅱ四の言葉の中身はどうにも釈然とししないものであるが元より團蔵は身が入っていない。
どうでもいい事を態と適当に聞いただけである。最初に会ったった時にどれだけ自分に忠実であるのかと試そうと
愚策とも思える朝のフランジル産のコーヒー。砂糖七つにミルク20ミリ。それも禄にかき混ぜない奴。
到底、人の味覚には追いつけない荒業であっても弐ⅱ四はMasterの言いつけとばかりに守り通す。
確かにそれはそれで正しいのではあるが今更にそれは冗談であったとは今更に言い出せず苦水を飲み干すしなかった。

「なんで俺がこんな所にいけないんだよっ!」
軍車両と言うのは搭乗する乗員の都合など考慮されてない。当たり前である。其処は戦場なのだ。
「籤跋團蔵咎人准尉殿。此処は軍用車両の社内である。しかも任務遂行中であればこそ私語は慎んで頂きたい」
小岩を踏みつける度に装甲車の効きすぎるスプリングが跳ね上がり当然に尻に硬い衝撃が痛む。
(それだけ大っきな尻にたっぷり肉つけてれば痛みものないだろうよ)
團蔵は口の中でごもごもと嫌み塗れの戯言を吐き出す。出来るだけ声を絞ったつもりだが相手には聞こえているだろう
その証拠にちょっと手を上げ伸ばせばその大きな乳房に立てた指先がめり込みくらいの対面の席に腕を組む
人形兵士官の弐百ⅱ弐がピクリときちんと整えた眉を上げ眉間に皺を寄せる。
人形ノ御國・陸軍咎人部隊籤跋團蔵准尉。
何かに付け兎に角さぼる事を自分の最大の任務と決めつけ、それ以外は全くもって働かない。
通常であれば咎人部隊に所属する者は癖はあっても任務には忠実であり必死である。
戦さ場である以上。戦線に出れば目の前に転がるのは死である。其の危険に妊まれながらも咎人部隊の隊員共は
刑期がかかってる。軍績に貢献したり自身が戦果を上げる事に比例して犯した罪の酌量が評価され、結果的には
自分自身の刑期が短くなる。其のはずなのに籤跋團蔵と言う漢はそれに興味など全く無いように振る舞う。
一日の戦果報告書は作戦担当士官が直接に軍営指揮所に提出すべきで有るが團蔵が真面目に提出したのは
赴任後最初の三日だけである。それ以降は専属人形兵が申し訳そうに指揮所に届けに来る。
しかも、大きな軍務がない時は確かに團蔵自身が直質で記載して来るのだがそれが四行以上になると
これも又、専属人形兵が主人の字を真似て誤魔化した報告書を上げて来るのだ。
全くもって籤跋團蔵准尉と言う輩は適当過ぎる。さっさと最前線に送り込んで怪我でもしてくれないかと皆が願い
実際には後衛の資材倉庫で短銃の予備弾薬でも数えされれば良いとの妙案が取れられるもそれはそれで問題もあった。
専属人形兵を持つ團蔵を資材倉庫に放り込めば弐ⅱ四もくっついていく。戦術士官としての才能を性能を持つ弐ⅱ四をも
一緒に箱に詰まった予備弾薬を数える為に團蔵に預けたわけではない。仕え得ない人材であっても前線に出すしかない
全く仕えない将校でも付属する人形が性能が良ければ戦力として使わざるおえないのだ。
さぼる事を軍務任務と勝手に考える團蔵にとっては都合は良かったが少々面倒な事でもある。

小岩が交じる砂埃を上げて装甲車が大きく角を曲がり車内でぎこちなく互いの肩がぶつかると團蔵はやっと目を開けた
寝入っていたとは以外でもあるが当然に対面の席の弐百ⅱ弐が鋭い眼光で睨んでくる。
(怖い。怖い。あぁ~怖い。あの細腕で今にも首を〆て括り殺されそうだ。けしからん程の乳してる癖に)
今度こそ悟られないように気を使い心の中だけ戯れ言を履いたつもりだが、それでも弐百ⅱ弐は大きな乳房を下腕で支え
ピクリと眉を上げ眼光を更に鋭く睨んでくる。
正直な所嫌われてもしょうが無いだろう。自分こそ團蔵は人気がない。着任時からも嫌われていた。
偶々に割り当てられた弐ⅱ四が性能が良く性格もよいから随分と助けられて入るが、扱いが決して良いわけではないから
悪評が立っても当たり前だろう。但しそれは團蔵なりの人形と言う物に対しての考え方と信条に由来するものである。
性格や所業が悪くでも根っこをたどれば人である。性格や環境に左右され確かに悪事を働いてはいても。
初めて人形、若しくは人形兵と対峙するとなれば、流石の團蔵だってちょっとは考える。
その時まで人形と接する事がなかったのならば尚更であり責めて注意事項とか予備知識とくらいは持って射るべきだと
ちょっとは不安げに考えるくらいの努力はしたのだ。だから兵員輸送の列車で風体似合わずとも分厚い教本を読んだ。
【人形は物で有る。感情を持ち主人の気を引く物である。飽く迄も物で有るから物として扱うのが正義で有る】
人造人形を世に初めて生み出したとされる技術者がその生涯の最初から最後まで一貫して唱えた文言である。
團蔵はその文言を読んで云々と心に刻んだ。確かに昨今は人種人類と人形の境界線はますます朧げに溶けており
道具としてよりも中には恋人や想い人。将来を約束する伴侶とまで其の扱いは大きくも変わって来ている。
否然し。行き過ぎた愛情人造人形の心回路を狂わせる。過激なまでに主人の愛情を求め暴走する事件事故も増えている
飽く迄も道具で有り玩具で有るべき事を主人が確りと弁えて人形を扱う。
だから團蔵は人形に情けを掛けない。欲望の糧にそれをぶつけても愛着と愛情は持たないと決めているのだ。

何度目かと建物の角を曲がり目指す今日の任務地。大橋に向う装甲車両の中。
飽きて飽きてしょうが無いとばかりに後ろの壁にコツンコツンと頭を小さくぶつけて暇を潰す團蔵。
対面の席に向き合っているのだから嫌が負うでも目に入りその四肢に目が奪われる。
上級戦術士官級人造人形兵・弐百ⅱ弐。
当然。團蔵の専属兵よりも上位性能を持つ人形兵である。性能も大きく上回っているが目を奪われるのはその四肢だ。
端正で有りながらも表情の薄い冷たい顔は人形兵のそれであるが憎しみさえ感じるのはきっと担当士官の影響だろう。
弐ⅱ四とは初めて顔を合わせるが有る事ない事を事前情報として担当士官が教え込んで込んでいるのだろう。刷り込みだ
其の訳も理解は出来た。その日の任務は簡単な巡回であったが戦力分析で要注意事案に該当した。
戦前の敵陣と自軍地域の占有の堺にある大橋に仕掛けてある爆弾と周辺機器の確認であり、
ある意味團蔵の技能が必要不可欠であった。刑咎所で気まぐれに受けた爆弾製造技能免許がそれである。
まぁ今日の任務では主に確認事案であるが其のための専用技能兵を扱えるのは部隊でも僅かでもあり團蔵である。
したがってこの任務には弐ⅱ四は同行していない。今頃跳ねを伸ばして好物のお汁粉でも喰らっているだろう。
團蔵が厳つくも逞しい爆弾設置技能を持つ技術人形兵を操作すれば、其の動向を管理監視するのが弐百ⅱ弐である。
團蔵の専属人形兵の弐ⅱ四が陣地で跳ねを伸ばしていれば弐百ⅱ弐の管理管はハラハラと気を揉んでいるに違いない。
技術的には不可能に近くとあっても團蔵が自分の人形に手を付けるかもしれないのだ。
あれこれと有る事ない事を勝手に刷り込んで警戒を怠らないようにときつく言いつけてるに違いない。
刷り込まれた情報に元付いて團蔵を警戒する弐百ⅱ弐の防御は硬い。
冷たくも半鬼面と團蔵を睨むのは当たり前だがそれが返って唆ると言えば堪らない。
少し広い肩幅のそれは巨乳と言う言葉でそれを示すのがおこがましくなるくらいに更に大きくも膨らむ。
すらりとした細腕でそれを下から支えれば尚更にグイっと乳房が前に突き出る。
其処ばかりに目が行くのは漢の性であっても無理に剥がせば腰はきゅっと締まるがそれに留まらずに
此れもまたぽってりと肉圧に広がる大尻。どうやったらそんなにむっちりと丸くなるのかと疑ってしまうほどに
丸く大きくもやっぱりむっちりとした尻肉。團蔵が気に入ったのはその太腿もで有る。
本来は敵兵の顎を撃ち抜く為の拳銃を納めるホルスターを止める金具ベルトとがムチムチと太腿に喰い混んでいる。
その喰い込み具合が堪らずに唆る。壁に手を無理に突かせ後ろからむっちりとした太腿を掴んで指を立て
無理に脚を開かせ後ろから犯す。そんな情景ばかり頭に浮かんでは離れない。


ぐうたらさぼり間士官の團蔵であっても。暫く戦さ場に身を置けば解る事も有る。殺気だっ。殺気で有る。
「待てっ。操運者。止めろっ。可怪しいぞ?」当然に声を荒げ席から腰を上げる團蔵を弐百ⅱ弐が止める。
「何やってるのです。籤跋團蔵。すぐに目的です。座ってなさいっ」
言葉で制する所かぐいっと立ち上がり團蔵の肩を無理に抑えつけ椅子に固定する
「敵だっ。敵っ。総員退避。退避しろっ」此奴やっぱり馬鹿で臆病者だと弐百ⅱ弐が口元を歪め嘲笑う。
人種人類の思考原理や行動には人形兵にとって未だ理解出来ない事もある。
否然し。その性能は確実に人形兵の方が高い。周囲の状況把握能力等格段の差があって当然だ。
それでも尚、この時ばかりは馬鹿でさぼり間の團蔵が正しかった。
どんっと言う衝撃が團蔵達が籠もる装甲車に奔る。
予想だにしなかった衝撃に飛ばされ團蔵の体の上に弐百ⅱ弐が伸し掛かる。
「こらっ。弐百ⅱ弐っ。こんな時に色香に奔るなっ。眼福であるが痕にしろ。この色魔人形」
「何ですって。誰が色魔だと言うのですか?貴方こそ退けなさい。乳に顔埋めないで」
砲撃が直撃したかと言うよに粗堅牢な装甲車の外壁が圧力で内側に潰れる。
運悪くも対面に座っていたし慌てる團蔵の体を抑えこむために半立ちとなっていた弐百ⅱ弐は勢いそのままに
團蔵の体に四肢を押し付けてしまえば乳房を押し付けて倒れ込む。
「退避しろ!全員だっ。行けっ。行けっ行けっ行けっ」運悪くもその時装甲車に搭乗していた将官の内、人種人類は
團蔵だけだった。つまりは人形同士の上下関係よりも團蔵の言葉が絶対の命令と成る。
当然。そんな事を團蔵が考えるはずも思い知るはずもない。只、危機を感じて吠えただけである。
がんっと二度目に衝撃が奔ると同時に外壁が潰れる。車内にいた人形兵が撃たれ反対側に飛ぶ。
運悪く其処には銃剣が立てかけてあったのだが衝撃で半分と回転し突起部分に頭が打つかり脳髄液が飛び散る。
死と言う動作不良が其の人形兵を遅い機能停止となれば鐵の塊でる。
どんなに嫌いな奴でも生身の人種と人形は違う。人種人類を愛し奉仕し護ると言う本能原理が頭に過る。
その一瞬であれば弐百ⅱ弐自身だけなら目の前の人形遺骸を弾き恐し狭い装甲車から出られるだろう。
「行けっ。行けっ行けっ行けってばっ。色魔人形」こんな時であっても團蔵の軽口は止まらない。
ゴツンゴツンと外壁を叩く音が張り響いてる。遺骸となった人形兵士が一種の境界線となっていた。
敵の猛攻激しく咆哮と打撃が鳴り響く装甲車の中、團蔵の下知を受けて一目散に抜け出した人形兵。
彼等は其の判断正しくも装甲扉を弾き飛ばし外へと飛び出した。その後に繰り広げられる戦闘は然りだ。
そして遺骸と成った兵士の此方がわに取り残されたのが弐百ⅱ弐と團蔵。
「逃げるのです。このお馬鹿團蔵。臆病者の変態野郎っ」
細く整えられた眉を顰め、そっちを見ずにも遺骸の兵の体を退かそうと試みる。
「無理だ。無理なんだっ。脚を挟んだ。だからお前だけ逃げろ。命令だ。あと結構痛い」
いつも軽口だけはまっとうな團蔵の口が鎮痛に耐える苦悶の声を上げる。
「えっ?脚を挟んだ?馬鹿でしょ。絶対馬鹿よね。お馬鹿さんよね。この変態将校」
同胞の遺骸を退けようと奮闘しつつも顔を狭く歪んだ車内の床を見れば苦痛に悶える團蔵の脚は
確かに鉄製の機材の間に挟まっている。外せるかもしれないが今は無理だろう。
「だから。行けっ。置いて行け。弐ⅱ四に伝えてくれ。朝のコーヒーは不味いって」
自分の運命の先を知って悟ったとでも言うのだろう。情けなくも何処か悲しげに口元を歪め團蔵は破顔する。
「朝のコーヒーは不味かったですね?・・・伝えます。籤跋團蔵殿」
別に敬意を払った訳では無い。遺言と成りゆるものであればこそ礼儀を通しただけである。

だが然し。結果的にであるが、弐百ⅱ弐自身も伝える事はせずに團蔵も又黙ってコーヒーを啜る事に成る。
一刻。一瞬。
遺言を申し受けた弐百ⅱ弐が細腕に力を込めて同胞の遺骸をなんとかに退け飛び出そうと四肢に力を込めた時。
どんっと又衝撃が奔る。さっきまでのそれとは違い地面から突き上げる衝撃であり装甲車は積み木の様に地面を転がる
ゴロゴロと転がる装甲車の中で團蔵と弐百ⅱ弐は体を互いにぶつけ合えば反対側の壁にも頭をぶつける。
勢いよくも転がる装甲車は堅牢であったがあまりに強い衝撃の連続で当たりの岩の突起にぶつかっては鐵壁が歪み潰れ
がんがんと地面の何もかもに打ち付けられれば止まった時には装甲車と言うよりは鐵の筒状な物へと変わっていた。
「痛い。痛い。痛いが気持ち良い。だが痛い・・・。その無駄にでかい乳房をのけろ。やっぱ駄目。動くと痛い」
「どうしろと言うのですっ?動くか動かないか決めて下さい。それから揉まないで。胸揉まないでっ。変態野郎」
「どうしろっと言うのだ?こんなに転がって鉄屑となった狭い中で向こうから無駄にでかい乳房が迫ってくると成れば
防御姿勢も取るだろうが。純粋に身の危険を感じたんだよ。胸を揉むのは屈伸運動だ。
こうしてないと痛みががまんできないんだよっ」言い訳がましく團蔵が声を荒げる。
「防御姿勢って何ですか?こんな美人にが迫ってきたら優しく抱きしめるのが筋でしょう。変態将校の癖に。変態!」
「大声を出すな。駄肉乳房の垂れ乳人形の癖に。奴等が彷徨いてるのやもしれんのだぞ」
「だっ。誰が駄肉乳房の垂れ乳人形ですって。基地に属する人形の内で一番大きくて形の良い乳房を持つ私を
駄肉乳房の垂れ乳人形ですって。垂れてません。重いだけです。重いのよっ。指の屈伸辞めなさい。・・・はっ!」
一頻り散々に文句をたれてから團蔵が言った言葉を思い出し弐百ⅱ弐ははたと口を覚える。
「くそ。思ったより痛むな。それに面倒だ。痛い。痛い。・・・・仕方ない。
人形ノ御国陸軍咎人部隊将校・籤跋團蔵准尉。認識番号・参掛ける四は十と弐。八と四を足して弐を引けば弐十と弐
緊急対処強制命令。同軍所属上級戦術将校士官人形・千の弐百ⅱ弐号。登録管理官の上書き命令実行開始っ」
脚を鐵棒に挟まれ狭い元装甲車の中に綴じ込められた團蔵にとって周りの状況を把握する術はそれしかない。
「申請及び命令を拒否します。当該個体千の弐百ⅱ弐号は管理官の厳命により該当人号番号所有者の命令を
完全に断固拒否します。尚、再び申請が行われた場合。該当者への即時射殺命令が解禁になります」
普段の口語ではなく完全な機会音声が淡々と流れて聞こえる。
「ざまぁ~~見ろ。変態将校め。私奴の管理官は思ってくれてるのです。私のことを・・・。
それでも周りの状況把握は大切です・・・・索敵処理開始・・・」
やはりそう簡単には行かないとは思ったが緊急時の上書き命令を完全に拒否するとはどれだけ強くプロテクトを掛けて
入るというのだろう。思ったよりも手強いのであろうが更に二人を取替揉む状況は悪かった。

[周辺状況確認の緊急確認の為、推測過去時間軸広範囲センサーを起動。
逆算設定時間。対面席に着席する籤跋團蔵が涎を垂らして私奴の四肢を視姦してた時刻に設定。
装甲車外部カメラと連動。状況推測把握・・・提示再現します]
狭い装甲車で互いの体を押し付けながらも顔だけをずらし疑似映像を映し出す。
最初に観えて映る画像は任務地へを向かう装甲車だ。幸いにして偵察ドローンが周回していた。
それが撮影記録した映像に各種情報が加味され表現される。
偵察点検の為に向かう團蔵達が乗る装甲車。何の変哲も無く脇の建物から黒塊が飛び出してきたかと思うと
何に躊躇もなく真っ直ぐに装甲車にぶつかって来る。これが最初の一撃で有る。
中では弐百ⅱ弐が危機を感じて立ち上がる團蔵の肩を無理に抑え込んでいた時だ。
最初にぶつかった黒塊は其の一撃で装甲車の外壁のほとんどを潰す。
そのまま腕らしき物を振り上げて弐回目に装甲車を殴りこの時に中の一人が弾け飛んで絶命する。
これが團蔵と弐百ⅱ弐が逃げ遅れる原因でもあった。同時に團蔵が歪んだ鉄材に脚を挟む。
最後に黒塊が下から上へと腕を振り上げ装甲車は吹っ飛んで転がる。
何回も何回も転がってやっとその加速が死んだ時、装甲車は倒壊したビルの内部まで転がり果てる。
其のビルは破壊尽くされ地下階がむき出しに成っており更に其の下の階まで装甲車は堕ちていた。
勿論、その衝撃で崩れかけてた地下に更に天井から崩壊が起こり土と岩と鐵材が雪崩降って来ていた。
「最悪だな。最悪だが、やっぱり最悪だ。だが、あんな大顎鰐は観た事がないぞ。何なんだ?」
「恐らくは強化外骨格装甲を装着した奴でしょう。いくら力自慢の大顎鰐族でもあれほどの力を発揮は出来ません」
「強化外骨格?馬鹿なっ。只でさえあんな馬鹿力な奴等なんだぞっ。強化外骨格なんて。股ぐらに脚を押し付けるな」
「今まで観た事はありません。きっと先行実行部隊なのでしょう。股ぐらに脚なんか入れてません。
貴方が脚の間に私の太腿が偶々有るだけです。偶々です。指で先端撫で回すの辞めなさい。感じちゃう」
「感覚を遮断できるだろう?お前等は。快楽中枢を無効化出来るだろう?此方はそんな事出来ないんだよ」
ぴったりと体をくっつけて互いにムカつきながらなんとか離れようとしても床と天井の隙間は殆どない。
「出来ません。管理官のご寵愛をいつでも感じられるように強制触感モードが発動中なんです。だから辞めて下さい」
「くそ。俺だって任務中は弐ⅱ四に触感モードは停止するぞ。どんだけお前の管理官はスケベなんだ」
この状況で流石に欲情するのも相手もそうなるは避けるべきかと冷静に考えたのか團蔵は手を止める。
「あっ。駄目。やっぱ無理。脚痛い。痛い。気を紛らわせてないと無理っ」
「こっ。根性なしの変態スケベ野郎。汚い手を退けなさい。変態視姦野郎」
「しょうが無いだろう。確かに最初に鉄材に脚を運んだのは俺の不始末であるが・・・。
止めを刺したのはお前だぞっ。あんなタイミングで脛骨を砕いてくれるとは流石駄肉垂れ乳の人形だな。」
「誰が駄肉垂れ乳人形ですって。私が脛骨を砕いたですって?でたらめ言わないで下さい。変態の癖に」
「確かだ。ちゃんと観ていたからな。あれだけ回転する装甲車の中で的確に脛骨を砕いて観るのはさずがだなっ
窮地を脱してもこの脚が治る事はないだろう。恐らく一生な。だから揉む。駄肉の垂れた乳揉むのだ」
「本当に私が・・・?本当に私が・・・。この状態で完治は不可・・・。義足以外に対処方法なし・・・」
吐いた言葉の後半は人形固有のエコーが掛かる自動診察の結果だ。
「其処に救急キットが有るだろう?手が届くか?鎮静剤注射を打ってくれっ。頼む」
「私が脚を砕いたのは事実の様です。あの状況では不可抗力ですが若し訳ありません」
「良いから。注射打ってくれ。痛くてかなわん。それでも揉むけど。垂れ乳揉むけど。乳輪擦るけど」
「擦らなくて良いです!擦らなくてっ。この変態野郎。垂れ乳でもありません。重いだけです」
手の先を無理に伸ばして握った鎮静剤の注射器を團蔵の首にぷすりと刺す。
すぐに痛みが引いて行くだろし眠くもなって意識が闇に溶けて行くはずである。
そうすれば楽に成るだろうしそれで二度と目が冷めなくても構わないと團蔵は心底に思う。

否然し。意識が溶けてなくなる事はなかった。意識が朦朧とするのは正しい反応でもある。多分では有るが
痛みが消えるどころか返って激しくぶり返し自制が効かなく成ってくる。
眼の前眼前に牝型の大きな乳房が押し付けられても入る。我慢等出来るはずも無くたわわな乳房を揉みしだく
「ちょっと何をするんです。この変態親父。私は管理官がいるんですよ。言わば夫です。
人妻人形の乳房嬲るって悪魔ですか?辞めなさい。辞めて下さい。」此方はきちんと理性が正しく反応する。
「痛いんだ。痛い。眼の前に乳房があれば漢なら嬲って当然。牝型の乳は嬲られる為に有るんだぞ。
御前?何を打った。俺の体に何を打った。はぁはぁ。嬲る。握る。乳絞る・・・」
朦朧とした意識の中かろうじて答えを探すように團蔵が問いかける。必死でもあろう。
「辞めなさい。変態やろう。あんっ。乳輪擦るの意地悪。絞るの辞めて乳房絞られるのは嫌っ」
強化服で有るにも関わらずそれを上回る腕力を人で有る恥ずの團蔵の手が無理やりに剥ぎ取りぶるんぶるんと
白くも火照る乳房が弾けてさらけ出る。すぐさま先端の乳首が咥えられ吸い上げられ嬲られる。
「駄目。辞めて。駄目。ああ・・・打ったのは・・・鎮静剤じゃなくっ大顎鰐族の睾丸を擦って潰した強精剤?」
この期に及んで都合良くではない。自慢の乳房を根本で抑えて絞られ形歪んだ乳房の先を歯でギリギと噛まれれば
堪らず声も出る。両手を踏ん張って体を起こして耐えても團蔵の顔から乳房は離れない。
それくらい弐百ⅱ弐の乳房は大きいのだ。更にいえは團蔵に打ったのは正確には強制剤ではなく強力な自白剤である。
尤も自白剤と言っても大顎鰐族用で戦闘時に現地でとられた捕虜の情報を聞き出す為の物である。
大顎鰐族は興奮すると意識が混濁しおしゃべりに成ると言う特質がある。だから自白剤である。
元々に大顎鰐族用の物を人種人類の体内に注入すればどうなるか等考慮されてない。結果は明白だからでもある。
「はぁはぁ。乳房だ。乳房。おっぱいだ。おっぱい。おっぱい。気持ちいい。俺は変態だ。」
わけも解らず朦朧とする意識は薬の効果の影響で良識を失い繁殖本能だけが湧き上がる。
「駄目。そんなに吸っちゃだめ。噛んまないで。ギリギリしないで感じちゃう。
戻ってきなさい。團蔵准尉。私は人妻人形です。上官の妻人形に手をだすなんて。離して辞めなさてば」
相手が人間であればこそ通常であれば簡単に其の腕を引き剥がすのは簡単で有るはずだ。
然しそれができない。人の其れ。其れを凌ぐはずの人形の其の力を上回る腕力を屈指、團蔵の骨ばった手が
弐百ⅱ弐の細い腕をがしりと掴むと無理に下げていく。想像容易くも抵抗してもジリジリと無理に其れが動く。
単純計測で推量してもギリギリの値で團蔵の腕力は弐百ⅱ弐の力より強いらしい。足掻く事は出来ても抑え込まれる。
丸蔵に抑え込まれたが手が止まったのは互いに合わせる四肢の股ぐらである。弄れと言うのだろう。嫌である。
「いやっ。夫がいるの。辞めて・・・」正確ではなくても意図する事は伝わるだろう
弐百ⅱ弐は自分の管理官を持ち其れは夫とも呼べる。別の言い方をすれば人妻でもあろう。
「弄れ。俺をの弄れ。痛くて・・・痛くて。破裂しそう・・。
だっ。満足させ・・・てやる。俺の方が上手いぞ・・・」
切れ切れの言葉に熱くも淫猥な熱と吐息が混ざり空いた手でぐいと銀髪が掴まれ無理に引き寄せられる。
ブチュと下品な音がすれば首根っこに腕が回され固定されれば動きが縛られる。
べちゃりっと嫌な音と一緒に閉じていた唇を割って漢の分厚い舌が入り込んでぐる。ぐるぐると淫猥に口中で暴れ
唾液がしみて交じる。歯茎の裏を蠢く漢舌を避けて避けようとすれば余計に舌が絡んで感触が伝わる。
「辞めて。辞めて。御願いやめて・・・」求められば避けて通れぬ感覚が舌の脳に伝わり微かに何かが麻痺してしまう
電子信号の塊の脳でさえ雄に求められは否応無しに反応してしまう。
ましてや弐百ⅱ弐は寵愛を受ければ過剰に反応する様に管理者によって制御されている。
ベチャベチャと絡み有る舌は艶めかしくも淫猥に涎が貯まると唇から垂れて落ちる。
「駄目。これ以上は駄目。辞めなさい。辞めて・・・」抵抗の意思は明確でも絡み合う舌が前戯と変わらずに
雄の股ぐらに添えた手が動いてしまう。最初はゆっくりと徐々に激しくも動く手は自分の意思では止まらない。
「嫌。嫌なのに動いちゃう。手掛ってに動いちゃう。駄目。其処は駄目」
「逆らうな・・・受け入れろ・・・俺を・・・受け入れろ・・・・売女人形め・・・受け入れろ・・・」
「嫌。絶対にいや。私にはあの人がいるの。夫がいるの。貴方ななんか嫌い。変態なんか嫌い・・・」
頭から抵抗の意思を絞り出し反抗するが自分で舌を絡めてじゅるじゅると唾液を啜ってしまう。
其れが合図とばかりに抑え込まれた首から腕が外れて自由になるが弐百ⅱ弐は自分の意思で雄の舌をじゅるりと吸う。
離した手は当然に責めた嬲らればすぐに高ぶる乳房の肉を掴んで指を絶てて嬲り尽くし執拗にも乳首を弄る。
「駄目。駄目。其処はだめ。弄らないで嬲らないでビンビン弾くのも辞めて。乳輪擦るのはもっと嫌!」
雄の舌に吸い付きながら欲情の波が襲いかかり下半身を弄る手が自動に動いて衣服を破き雄の一物を擦り扱く
「気持ちいい?気持ちいいでしょ?たまらないんでしょ?・・・私何てことを・・・自分で」
「堕ちろっ・・・・堕ちてしまえ・・・堕ちるが良い・・・舐めたいんだろ?咥えてしまえ・・・」
聞こえる声は悪魔の囁きだ。分かっていても拒絶しても湧き上がる欲望には逆らえない。
「無理よ。出来ないわ。夫が許さない。それにやっぱり無理よ」無念の焦りが弐百ⅱ弐の言葉に漏れる。
出来ないと言うのは二人の状況を示している。狭く潰れた車内では上も下も堅牢な鐵壁が二人を挟む。
「良いのか?後悔しないのか?此処で堕ちなければ次はないぞっ」
紛れもなくそうであろう。今を乗り切れば主人の元へ返り彼の寵愛を受けられるのだ。此処での事は忘れればいい。
手の中で猛り屹立する雄の一物を口手加える事はできない。体の位置をずらさなければならないが其の空間はない。
出来る事は限れてると思えど出来ることもあった。咥える事は出来るだろう。
「貴方。許して・・・耐えられないの我慢できないの。咥えたら、後で咥えさせて貰えます?」
返答を求めたわけでない。事実その言葉が終わる前に弐百ⅱ弐は体を動かし鐵板を圧して最低限の空間を作り
半身を起こすと衣服を引き裂いて脚を開き團蔵の股ぐらに腰をおろすと握って離さない一物を雌壺に押し当てる。
「貴方。御免なさい。壱度だけ許して・・・。我慢できない。犯して・・・」
壱度だけと約束して近いぱっくりと開いた雌壺にズルリと團蔵の一物を飲み込んで魅せる。
「ああっ。貴方。御免なさい。御免なさい。私は浮気してます。浮気してるの・・・ああっ」
ずんずんと股間に突き上げられる快感と夫を裏切る罪悪感が高揚を生み出す。
「待ってたの。欲しかったの。これが欲しかったの!堪らない。堪らない・・・」
狭い空間にバンバンと腰に尻肉を受け付ける音が成って響けとまらない。
突き上げられる度にびちゃびちゃと愛液が止まらず垂れてくる。脚を痛める團蔵の変わりに跨がり尻を打ち付ける
「気持ちいいぞっ。駄肉垂れ乳人形の弐百ⅱ弐。御前も違わず変態だな」
「気持ちいいでしょ?ぽっちゃりくっちゃりの駄肉人形ですの。大きすぎる乳房が引力にまけて程よく垂れるのです
これを揺らして肉棒貪る変態人形が私ですぅ」じゅこじゅこと雌壺に一物を咥えこみ乳房を上へ下へと見にくく揺らす
跳ねて暴れる乳房を無理に掴んで嬲れば弐百ⅱ弐は喜び淫猥に嗤い喘ぐ。
壱度に火が付けばもとには戻れないヴァンヴァンと尻肉を打ち付けては勝手下品に喘いぎ快楽を貪る。
「これは行けません。狭い場所でこんな格好。はしたない。まるで犬ではないですかっ」
「御前は犬も同然、そのものだろうが。俺の一物を咥える穴の癖に」
痛む脚であってもとっくに壊れてる。既に片膝の其の下は感覚がない。それでも欲しいのは快楽と人形の雌壺だ。
人あらずのとの腕力発揮し團蔵は鐵壁を広げて隙間を生み出す。バチンと尻肉を叩けば弐百ⅱ弐が其れと察して
鐵床の上に四つん這いに成り大きな尻を突き出す。そうと言っても狭すぎるから実際には床に乳房を押し付けて
伏せの姿勢で有る事にわ変わりない。突き上げた尻の雌壺に一物を突き入れる團蔵の頭の上の隙間もギリギリだ。
それでもぐいと突き出したむっちり尻の雌壺に一物を入れやると弐百ⅱ弐はすぐに腰を振る。
「はっ。はっ。はっ。気持ち良い。許して。貴方許して・・・」愛玩する様に声を振るわせるも腰の動きはとまらない
「いい加減。煩いんだよ。貴方。貴方って人妻風情を気取りやがって・・・上書きしろよ。上書きっ」
「嫌。それは嫌。絶対に。貴方の物になんか成らならないわ。嫌っ」
「煩い。雌穴。只の穴の癖に。俺の物に成りやがれ。俺を主人と認めるんだよっ。孕ませるぞ。
言う事聞かないと犯しまくって俺の白濁で孕ませるぞ。俺の子を孕ませてやるぅ」
「辞めて。辞めて。中はだめ。孕んちゃうから。貴方の子はうみたくないっ」
バチンバチンと尻を張ればすぐに腫れて紅く染まる。余って波打つ尻肉に指を喰い込ませ手綱代わりに動かせば
「痛い痛い痛い。お尻の肉引っ張らないで・・・。いやいや。孕みたくなんかない。貴方の子は絶対に嫌。」
「強情な奴だ。そんなに孕みたくないから此方にしてやる。解らずやの豚にはお仕置きだっ」
ズルリと雌壺から一物がぬかれてべちゃりと愛液が床に垂れ落ちる。
間髪入れずメリメリと尻穴に一物が食い込んで入ってくる。
「ぎゃ。いやいや。其処はお尻の穴。汚い私のお尻の穴。ひぃ~~~」
襲い来る未知の快楽に脳が痺れて警告を叩く。思わず這いずり逃げようにも尻の肉が掴まれて入れは動けない。
「初めてか?初めてなんだろ?清楚な人形だな。気持ちいいだろ?尻穴犯されるの」
「いやっ。入ってこないで。初めて・・・初めてです。お尻の穴犯されてるのは・・・・気持ちいいです」
ミシミシと締め付ける尻穴の襞をメリメリと押し広げて雄の一物が犯して行く。ズッボリと根本まで入り込むと
グイグイと突き上げて刺激を与えゆっくりと腰を引いてズルリと襞を捲って抜いてやり又、メリメリと無理に
尻穴の奥へと入ってくる。とまらない刺激に吐息と呻きがはぁはぁと上がるとそれも止まらない。
「息を合わせろよ。入る時に力を入れて〆て抜く時に御前も緩めるんだよ。分かったかよ?
それからいい加減諦めろ。この味を知ったら戻れないぞ。俺しかこれは与えてやらんぞ。広げろよ。自分で」
「わっ。分かりました。息を合わせます。〆て力を抜きます。
了解しました・・・。諦めます。管理権限強制破棄開始・・・。それから自分で広げます。おしりの穴」
弐百ⅱ弐は短くも効力の強いをじれったい思いで実行しつつも膝を丸め自分で尻肉を掴み広げ尻穴を曝け出す
「管理権限強制破棄コマンド終了。
新規管理官登録。認識番号・参掛ける四は十と弐。八と四を足して弐を引けば弐十と弐:籤跋團蔵殿。
貴方を当該固体機、千ノ弐百ⅱ弐の管理証所有者と登録認定します。
どうぞ私の穴を使って下さい。貴方の御子を孕みます」人形の機械音声が生身の声が交じると弐百ⅱ弐は
陶酔に溺れ恍惚と顔を歪め尻穴を押し付けると穴襞を広げて團蔵の一物を飲み込んで行く。

「どっ。どうしてこうなった?御前は何をしてるんだ?気持ち良すぎるぞ」
「はっはっ。〆て・・・緩めて・・・・〆て・・・緩めて・・・。もっと突いて下さいませ。夫様。」
「誰が夫様だ?なんでこうなってるんだ?説明を求めるぞ。弐百ⅱ弐。なんて締め付けだ。出るっ」
半身に戦慄が奔り白濁がごぼりと尻穴に注がれる。既に十分に尻穴には團蔵の白濁が注がれてるのだろう。
だらり熱い白濁が僅かな隙間から漏れて溢れる。勿論、弐百ⅱ弐の雌壺からもだらだらと漏れて垂れている。
「ああ。気持ちいい。堪らない。堪らない。何度犯されてももっと欲しい。
夫様とは貴方の事で御座います。籤跋團蔵准尉殿。貴方は私奴の管理主人であり夫様で御座います。
私奴は貴方様の性奴隷。性玩具で御座います。貴方様の穴で御座います」列々と当り前の事だと宣言する。
「ああ~~。あれだ。俺はなんか注射されて意識が混濁したんだな。
その態度からすると変な命令したのかもだな?キャンセルだ。取り消しだ。気の迷いだな」
「其れは出来ません。解除条件は貴方様の御子を孕む事です。夫様自身がそう設定なさいました。
其れにもうこんなに汚されて戻れるはずもございません。責任取ってもらいます。
気持ちよくって。私の雌壺に突っ込んでるくせに」
「ぐはっ誰だ?その絶対不可能な設定するのは?俺か?俺なのか?だって気持ち良いんだもの。御前の穴」
「そうでございましょ?私の穴。もっと犯して。おかして下さいませ。
それから此処を出たらお口で白濁をしゃぶり尽くす命令を受けておりますので御覚悟を!」
「しゃぶり尽くすってもうしゃぶり尽くしてるだろうが?どんだけほしがるんだ」
「命令は命令で御座います。私は人形。肉便器で御座います。」
何処でそんな言葉を覚えたのか?それとも自分が教えてのかと先が思いやられると團蔵はため息を付いて吐く。


「其れでどうするんですか?夫様。
汗をたくさん掻いて気怠いですし、もうちょっと休んで痛いのですが窮地には変わりませんの」
「夫様はやめろ。むず痒い。結婚とか子持とか落ち着ける人生じゃないんだ。俺は。
取り敢えず。この脚をなんとかしないと成らん。それに彼奴等もうじゃうじゃいる。先に添え木を探してくれ」
「Yes, My husband….I am your hole….I am your hole….Meat Lavator…
きゃっ。嬉しい。夫だって。穴だって。肉便器だって・・・・いやんっ」
「憲兵隊。憲兵隊は何処だっ。変態だ。変態が此処にいるぞっ。どんだけ変態なんだ。
集中しろ。戻ってこい。浸ってるなっ。ど変態の垂れ乳爆乳穴人形め」
「もっと。言って。嬲って・・・・ああ・・・・私はど変態の垂れ乳爆乳穴人形・・・ああっ」
「駄目だ。これは。駄目だ。もうダメだ。俺は死ぬ。変態人形に殺される・・・」

瓦礫転がる倒壊したビルの地下の其の奥から忌いましい人種と人形が履いてで来る。
ギュンギュンと腕にくっついた鐵のアームと歯車が軋んで音を立てる。
外骨格装甲と言うのは厄介である。戦士として屈辱とも言えるだろう。
大顎鰐族の戦士であったはずだがこれを付けた途端に下衆な兵士に堕ちぶれてしまう。
こんな鉄屑を付けつまでは自分の好きなように殺戮を楽しめたと言うのに今は制限が多い。
しかも壱度装着してしまえははずず事はできない。元の体には戻れないと成る。
それでも大顎鰐族にとって外骨格装甲は必要であった。今の段階では実験的な意味をもつ新兵器であってだ。
目の中に軽い刺激が伝わると自分の目で見てる光景に機械的な文字情報が写し出され情報を補足してくる。
野生の本能だけでは得る事の情報であるが、其れがどうしたと言うのだ?戦って見ればいい。引き裂いてしまえばいい
それだけで有るはずのに鬱陶しくも煩わしくも目まぐるしく文字情報は対処の状態を脳に送ってくる。
適性兵士は二人。
人種人類と其奴に肩を貸し支える馬鹿な人形。肉付きはかなり良い。
仲間の中には遣り合い捉えた人形を無理やりに犯しすどころか仲間と輪姦して楽しむ奴も入る。
所詮は紛い物だと言うのに。下らない遊びにでしかないんだ。
あんな玩具の何処が良いと言うのだ。手足をもぎ取って地面に捨てるくらいの価値しかない。
人種人類の方だって雄であれば使い物にも成らないからその場で引き裂いてやる方が其奴の為だろう。
雌であれば多少は楽しめるのであろうが、弱すぎる。自分達の雄魂を股ぐらに入れるとすぐに肉襞が壊れる。
楽しむ前に股ぐらから紅い血を流して泣いて叫んで死んでしまう。そういう意味では丈夫な人形の方が楽しめる。
がちゃんがちゃんと機械の足音を鳴らして崩壊する瓦礫を踏みしめ奴等に近づいてやる。
崩壊した地下から出てくるのを待っていたのはこれから死んでいく前の最後の晩餐と言うわけだ。
喰らったのは食い物ではなくて雌の肉であったらしいが・・・。
ぐいっと大きな顎口の脇を擦り涎を吹き散る。戦で高揚すると口中に涎が貯まる。悪い癖でもあろう。
よたりよたりと歩く雄が先陣を切るらしい。逆ではないのか?単純に戦闘能力が高いのはむっちりとした人形であろう
本当によたよたと此方に歩いてく来る。左四肢に間に合わせで拵えた鐵具を付けている。どうやら脚を痛めたらしい。
手が届きはせぬが必殺の突進の間合いには近い。大した獲物ではないが顎口に涎が貯まる。興奮してるのだろうか?
しゅうしゅうと鼻息が荒くなり自然と拳を握り背を丸め突進と構える。

狩りだっ。狩りの刻だ。
今、狩りが始まる・・・・。
「ようとぉ~~~ようとぉ~~~。顎鰐族の輩殿。
吾こそは人形ノ御國・第二十七咎人部隊所属・籤跋團蔵で有る。
奔る装甲車への奇襲。卑劣なれど見事なり。仲間残らずに死を与えとはこれあっぱれなり。
だが然し。吾と穴人形を簡単にやれるとは思うなよ。いざ。尋常に勝負!圧してまいるっ」
「よっ。大統領!きゃ。穴人形なんて・・・うれしはずかしで御座います。My husband」
「ちゃ。茶化すな。見せ場だぞ。見せ場何だぞ。・・・いくぞっ。顎鰐共。魅せてやる!魅せてやろうぞっ」
貧弱極まわりない雄が息を吸い込み腹に胆を貯める。腰に両拳を当て構える。
四肢を斜に構えばっと風をきって利き手を斜め前に突き出すとその手がゆっくりと半月円を描き空を切る。
ゆっくりと半円と描いた手は体を方向け拳と握る。添えて動く左と右の拳に力と胆をぐっと込めて貯めれば
バッバっと弾けて天空目指して腕を突き出す。
「へ~~~ん~~~しん。とうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」(ぷすっ)
奇妙な踊りを魅せて吐いた台詞が変身とな?
その意味知れずとあっけに取られたのが運の付きであった。
人種人類のその身では絶対無理な程に籤跋團蔵成る輩は天空高くに溶け、日の影眩しく突き出した脚。
「お面ライダ~~~~~キックゥゥゥ」
怒声一閃。突き出した鐵枠がく突っついた脚蹴り一閃。
ぐわっと目開いた顎鰐族の頭にめり込み青く血飛沫を撒き散らしどさりと大地に砕けて堕ちる。
「来いっ。かかって来い。悪の手先ジョッカーの手下共っ」
最初の脚蹴りで先陣を切った同胞の兵士が倒れれば殺気が奔る。残った仲間が悪鬼の如くと襲い掛かる。
馬鹿であろう。
馬鹿ではあるが奇策でもあった。そして唯一團蔵と弐百ⅱ弐が生き残る策でもあった。
潰れた装甲車の中で弐百ⅱ弐が間違って團蔵に打った強精剤。
其れまで人種に投与された事はないが実際には効果抜群過ぎて戦闘士官人形の腕力さえも抑え込むほどの
腕力を一時的にも付与する。恐らくは痛覚さえも遮断してるのだろう。
襲いかかる顎鰐族の兵士の顎口を掴んではそのまま左右に裂いて魅せたかと思えば太い腕を引きちぎり
殴った頭はぼこんと潰れる。隙を見つけてがぶりと噛んだ奴もそのまま顎を裂かれる始末だ。
種を明かしても尚の余興は打った強走薬の効果までの時間を稼ぐためで有り
幼少の頃に観た子供用の番組のヒーローを真似ただけだが混濁する意識の中で其れが拡張し
凶暴野獣と化した團蔵はすっかり自分が英雄にでも成った様に自身の力に陶酔して狂って行く。
脆弱極まりなく機械仕掛けの人形の影に隠れて逃げてばかりの人種であるはずなのに
恐怖を感じたのは顎鰐族の方である。本能で自身の危機を感じても装着する外骨格層が逃亡を許さない。
涙と涎を垂らして逃げ出そうにも脚にくっつく鐵具が勝手に前に進んで野獣の脚蹴りに頭を砕かれる。

天鼠蛭姫

天鼠蛭姫

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