監獄学級


「宗次郎君・・・どうしたらいいの?」
「えっと・・・まず状況確認するべきだと思う・・・愛弓崎さん」
「そっそうよね。状況の把握が優先よね・・・」
クラスでも人気が高い順列であろう美少女の愛弓崎と言う少女は割と狭い部屋の床に
敷かれた少し大きなマットレスの上で身を固め警戒心を解かずに言い捨てる。
「えっと・・・周りに有るのはっと・・・」
中堅の高等学校の進学クラスであってもその中くらいの学力が集まる学徒のクラス
そのクラスのほぼ真ん中位の成績を有する宗次郎君。
目が覚める前の記憶をさぐりだしてみる。確か昼休が終わり五次限目の授業が始まったばかりだった。
自分の母親と同じかそれより少し年上位の豊満な女性教師が教室に入ってくる。
昨夜の夫との営みに満足できなかったのだろうかどことなく棘の有る口調で授業を始める刻。
外気を閉ざす窓はしっかりしまっているはずでもあった。
シューっと結構大きな音と白煙が教室に充満する。
あまりに一瞬の事で甘い匂いを感じたと思えばクラス全員が瞼を閉じて意識を失う。
眠気と言うよりは具合が悪い。ゲホゲホと弐度参度と咳を吐き出さずにはいられない。
咳が収まると頭痛とだるさが宗次郎を苛むがなんとか頭首を振って正気を取り戻すと
そこは白い部屋だった。
以外にも心地よくも丁度よい硬さのマットレスに手を突いて身を起こして周りを見渡すと
直ぐ側に人の気配を感じる。それが級友の愛弓崎で在る言うのは確かめなくてもわかる。
誰にも打ち明けた事はないが宗次郎は愛弓崎に仄かな想いを秘めていた。
想い人と言っても良いが自分が置かれた状況を察して宗次郎は警戒心を解かなかった。
それほど広くもない部屋。白い壁。ドアも窓も一切ない。只の白い壁の部屋。
床にはある程度の硬さを持つ大きめのマットレス壱枚。それと一個のバケツ。
なんとなく周りの状況を把握し宗次郎は眉を潜めた。
閉じ込められた。想い人と言うのを計算に入れなくても悪い状況だろう。
白く狭い部屋に自分宗次郎と級友愛弓崎二人だけである。
最悪なのは自分の足首と愛弓崎の足首が皮の枷が括られ鎖で繋がられている。
チラリと目算しただけでも二人を繋ぐ鎖の長さは長くもなく
これは常に二人が一緒に行動する事を強いられる。
もし自分の足で地面の上にたっとしたら宗次郎の左足首と愛弓崎の左足首が足かせと鎖で繋げ慣れている。
二人の品限が並んで立っている状態を維持する事は出来るが弐歩参歩と距離を置く事は出来そうにない。
結局、宗次郎と愛弓崎はこの部屋にいる限り常に一緒にいる事を強制される事になる。
さほど広くない白い壁の部屋。憧れも持っても持たなくても級友の女学生と理不尽にも
鎖で繋がれ距離を置く事もできない。この行為に何の意味が有るというのだろうか。
「あっ・・・あの宗次郎君。
私・・・あの・・・その・・・ちょっと・・・・」
「えっ?どうしたの。愛弓崎さん・・・・あっ・・・ああ・・・」
マットレスの上で腰を下ろし見上げる愛弓崎が身を捩る姿に宗次郎はなんとなく察する。
「御免なさい・・・・。恥ずかしいのだけど・・・」
「まぁ~しょうがないよ。生理現象だし・・・」
身を捩る愛弓崎当人よりも余計に恥ずかしい思いをしてるのは宗次郎の方である。
マットレスから立ち上がる愛弓崎に手を貸して獅子を支えてもやる。
多分些細な事であるしある意味、人の尊厳に関わる事であろうが女子にとっては羞恥の極みだろう。
足首を鎖枷で脚を繋がれているから歩幅をあわせてやる必要もある。
「み、観ないで・・・・。お願い・・・」
「うん。大丈夫。後ろ向いてるから・・・・」
宗次郎の仕草を確認して恥ずかしそうに頷くと愛弓崎は部屋角に置かれたバケツの前へと歩く。
人としての生理現象の一つでるのは排尿である。意識一つでどうこう出来るものではない。
「観ないでね・・・宗次郎君」弐回目に警告したのは乙女の恥じらいだろう。
早々と焦る気持ちを抑えているつもりでは我慢できない尿意が愛弓崎を襲う。
出来るだけ疾くと出来るだけさりげない動作を装い前かがみに四肢を降りスカートの中に手を入れ
細指で桃色のパンティを一気に下ろす。
「嗚呼~~っ。恥ずかしいっ」意図せずに漏れた言葉に背の後ろでのそりと宗次郎が動く。
気配を感じじつも耐えきれない尿意に身を震わせるも愛弓崎はスカートを捲りあげ
バケツの前にかがみ込み脚を開く。
激しい尿意に身を焦がし級友の気配を背後に感じながらも吐き出し飛ばした飛沫がバケツに注がれる。
否っ、それは最初の少しだけである。バケツの底を叩いたのは少しの量だけだ。
「嗚呼っ。だっ駄目っ。恥ずかしい・・・・恥ずかし過ぎて・・・・」












































































































