蟾蜍の脚を干して煎じた紅茶を呑む洋館に住まわる領主少女









Living in a Western-style house where you drink tea made from dried toadfish legs Lord girl
Roasted rottentea Domine do frog legs…..
蟾蜍の脚を干して煎じた紅茶を呑む洋館に住まわる領主少女……
ローストロッテンティ・ドミィネ・ド・ブフォトードレッグズ…..
其の世界に七ツとも九つとも言われる大陸世界のその最果ての岬の先に聳える領主の洋館。
その主人の名前を再度、述べればローストロッテンティ・ドミィイネ・ド・ブフォトードレッグズ。
大陸のその果先の場所で有ればこど大凡に有る物と言えば寂れた漁港位である。
領地領民の輩は大抵に牧歌的に決して荒事を好まずも多くは漁師や漁港に務めか
領地唯一に大きな建物である魚類缶詰工業に毎朝に脚を運ぶ。
指して産業も娯楽もないその領地岬村はやはり貧しくも虚しくとも有れど領民が何とか営みを続けれるのは
当然の如く領主ローストロッテンティ・ドミィイネ・ド・ブフォトードレッグズの尽力と財産のお陰でも有る。
貴族親戚にも又は近隣の社交界においてもローストロッテンティ・ドミィイネ・ド・ブフォトードレッグズの
其の名は雷鳴訝しくも轟くが其の内容と言えば大半はやっかみと妬みと誹謗中傷と称賛と羨ましくも畏怖でもある。
「長いの・・・。母様の名は長すぎるの。受け継いたのは名前だけじゃないの・・・お胸もなの」
公式の場所以外ではロッテンティ・ドミィイネと名のり近しい従者はロッテンティ御嬢様と呼び申す。
「名前が長いのは我慢できるわ・・・。でも、お胸の重さは我慢できないのっ」
丈の短いドレスを好み、体の前で両腕をがっちり組んで大人をぎりっとにらみつけるのは定番で
得意のポーズでも有るが、実のところそうしてないと乳房が重くも肩が凝るからである。
今年の猿と蛇と紐蟹の月をやっと迎えたロッテンティ・ドミィイネは十四才。
しかし、母親から受け継いだやたら長い名前以上にその乳房は大きく育つ。
日頃の鬱憤がたまり酒場で騒ぎを起こした馬鹿な中年漢がロッテンティにどやされ怒られて居ると言うのに
思わずちらりと上げた視線がその巨峰とも言える乳房に張り付いてしまい動かなく所か肝心の説教等
小柄で可愛い顔つきの癖に自分の給料の弐年分の罰金を言いつけられたと言うのに御立派すぎる
巨峰なる乳房に見とれてしまい迂闊も頷いてしまうのは岬村の語り草ともなっている。
十と四才になったばかりとは言え、以外も同年代の者と比べればまだ背は低くも四肢の其れも華奢でもある。
漆黒色の艶の乗る髪を頭のてっぺんからきっちりと左右に分けて三つ編みに編んで垂らす
「おでこはチャームポイントなの!。私の顔で壱番可愛いところだから」と言い切るのはロッテンティが
自分で言うだけであり実際には母親譲りの三角の顔輪郭にくりくりぱっちりの青い瞳。
小ぶりでは有るがキリッと筋の通った鼻。少し集めなぷっくりとした唇は幼なくも魅力を醸し出す。
十と四にもなれば熟れて食べ頃に成る前に唾を付けてかっさら変態貴族共か息子可愛さ跡継ぎ欲しさに
押し付け縁談の一つでもと糸をたぐる輩であっても蟾蜍の脚を干して煎じた紅茶を呑む洋館に住まわる領主少女様
その御方だけは御免被ると憚らずも公言する程にロッテンティは変わり者であり極端にも漢と雄を嫌悪している。
其れがどれ位かと言うのならば・・・。
どんなに霙風にと寒風吹きすさぶも、早起き番の従者が屋敷の暖房を入れてまもなくても
屋敷の領主少女が眠気眼を擦るも廊下に出てきた瞬間の朝の顔魅せの儀式を知れば納得するだろう。
蟾蜍の脚を干して煎じた紅茶を呑む洋館に住まわる領主少女の身の周りを彩り仕える者達は皆女性である。
若干の例外はあっても後話とすればこそ。まずに彼女達は一般にメイド服とか従者服とか呼ばれる物を着込むが
其れ以外に少し変わった服をも用意している。総じて確かにメイド服であっても隠すべき所の布が少々少ない。
所謂女性特有の印とも言える乳房を覆う布がないメイド服を顔魅せの儀式の時は着込む。
乳房を館領主の少女に晒す事になるが、一度でも漢と疑われるだけで身を縮む思いをする事になる。
ロッテンティの漢嫌いは著名であるもその扱いは熾烈を極めて通り越す。
それなら朝に一瞬に恥ずかしい思いをしても乳房を晒し女と雌であると誇示してしまえば後々楽でも有る。
何しろロッテンティ御嬢様の機嫌を一つ悪く粗相でもしてしまえば自分よりも夫、子供と親戚一同三等親とも
三代先まで手足引千切の街の漁村、縄で轢かれて全力疾走三周ついでに弐周と決まっていれば尚更でもある。
不思議な事にロッテンティ自身は特に拘りを魅せずとも仕える物達は皆に美人美麗であり図らずとも
又、巨乳である。最も器量良し漢を惑わす乳房の大小に気取られずども、まずは主人に対する忠義と
覚悟が試されるのは言うまでもない。年に弐十人とも参十人とも希望者する物が館を訪れるが主人に目通り
できるのは一人や二人がやっとという事であり其の先の試練も又激しいと成ればなかなかに難しいだろう。
所で・・・。
その屋敷洋館に全くも漢と雄がいないわけでもない。
女と雌だけで領主の身の回りを世話は出来ても力仕事はままならぬ。
故に俗に言う漢と言う輩も屋敷には存在する。屋敷をぐるっと回ってみれば庭の置くにいくつか小屋があり
その一つは馬車小屋と馬小屋と資材置場である。そこには数人の漢達が詰めるが一応に彼らも街の者とは
出で立ちが違う。要は腰巻きをしてるし毛深いすね毛を晒しても四肢を晒している。
馬の世話を主に熟す彼らであるが遠目に見れば女性にも視えるだろう。だが然し彼らは漢である。
女と雌の従者達は出来るだけ自分達の力で物事を熟すがそれが無理と成れば彼ら達が腰巻きを巻いたまま
すね毛を晒してどずどずと疾走ってくる。不格好であるが成れてしまえばそれなりに快適でもあり
何しろどんなに漢嫌いの館の主人であれども金払いは格段に良いのだ。
腰巻き一枚で岬村に家が立つなら我慢のしどころに違いなくもこれも又、人気の職業でもある。
肝心のロッテンティはどれくらい漢嫌いかと言うのならば至極極端にその毛嫌いを魅せる。
屋敷の雑用で仕方なくも顔をあわせる時などは8ヤドル以内には近づかない。
それは凡そ高背の漢を地面に棒代わりに三人並べたほどであり、ロッテンティ自身も話す時は乳房の下で
両腕を組み態々と結構な量の空気を吸い込んで吐き出し唾を飛ばず位の距離である。
良く知り其の領地漁村に長く住む漢達等は遠目にもロッテンティの武装馬車を見かけただけで
物陰にコソコソと隠れるか余程の事が無い限り年齢的に脚を運ばない酒場に脱兎の如く逃げ込むのが常である。
ロッテンティ自身がまぁまぁしょうがないと我慢に我慢を重ねるのは自分よりも5つか6つか下であり
所謂も親の保護を必要とする少年という事になる。逆に歳が近かったりするのは大の苦手であり
面と向かって話した経験等、全く持って皆無に等しい。当人の感情が漢と雄に対し甚だ嫌悪を抱いて居るのも
そうであるのはやはり父親の接触も愛情も受けた事がないのが起因する物であろう。
置字












